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ハト豆ねっと


オモシロ たんけん倶楽部



2020東京オリンピック・聖火リレー
 埼玉県は
  川口からスタート!



いよいよ2020東京オリンピックイヤーがやってきました。
新国立競技場も完成して、東京大会まであと6ヶ月!
川口駅前には、61年ぶりに旧国立競技場のオリンピック聖火台が、里帰りしていますが、オリンピック聖火は3月から全国を回り、埼玉県の聖火リレーは7月7日〜9日。
そして、その聖火は旧国立競技場の聖火台レプリカが設置されている
川口市の青木町公園からスタート!
聖火ランナーも決まって、盛り上がりをみせています。


旧国立競技場のオリンピック聖火台



東京2020オリンピック聖火リレーは、3月12日(木)にギリシャ古代オリンピア市で聖火採火式が行われ、3月20日に宮城県に到着。
宮城県、岩手県、福島県で『復興の火』が展示された後、3月26日から日本全国を4ヶ月かけて回ります。
そして、埼玉県の聖火リレーは7月7日(火)に川口市の青木町公園から出発!
「川口市からのスタートだなんて、すごいね!」
「今、川口駅前に里帰りしている旧国立競技場の聖火台は、1964年の東京オリンピックの聖火台。川口で制作されたのよ」
「だから里帰りってわけね」


青木町公園の聖火台レプリカ



聖火台誕生に感動のドラマ!

「これはオリンピックの前に日本で開かれたアジア競技大会に合わせて、鋳物師の鈴木萬之助さん親子が制作。
ところが制作の途中で、鋳型が爆発して鉄が流れ出てしまい、失敗のショックで倒れた萬之助さんは急逝。三男の文吾さんが遺志を継いで完成させたのよ。
納期まで残された時間はたった1ヶ月、不眠不休で聖火台を仕上げたんだって!まさに命がけで作られた聖火台なのよ」
「すごいドラマがあったのね!」
「この話には続きがあって、聖火台誕生の経緯を聞いた当時の河野一郎五輪担当相らが、この聖火台を東京オリンピックの正式聖火台として採用することに決めた」
「わあ、感動的!」
「当時はそれだけのものを作る職人もいないし、納期や金銭的なこともあって引き受ける人がいなかったそうよ。
そこで、当時の川口市長から話が来て、萬之助さんは川口の鋳物職人の誇りをかけて、最後の仕事として引き受けたの」
「そういう経緯があったのね」
「青木町公園の聖火台はレプリカといわれてるけど、実はそのとき失敗した第1号の聖火台を修復したものなのよ」
「知らなかった!じゃあ、オリンピックの聖火台は第2号なの?」
「そういうことになるね。オリンピック終了後は、毎年オリンピックが開催された10月10日前後に、文吾さんが国立競技場に出向いて、聖火台を磨いてたそうよ」
「すごい思い入れがあったんだろうね」
「文吾さんが亡くなってからは息子さんやハンマー投げ金メダリストの室伏広治選手も聖火台磨きを続けてる」
「すごい!文吾さんの意志はちゃんと引き継がれているのね」
いや〜感動です!
青木町公園のレプリカは、鋳物の町・川口市の誇りを示すものとして、聖火リレーの歴史にはなくてはならない場所なのかもしれませんね。
「ところで、前回の東京オリンピックは10月10日が開会式だったの?」
「そうよ。空が真っ青できれいだった。空を見上げたらブルーインパルスが五輪のマークを描いてたの、素晴らしかったわ。人生で2度もオリンピックを間近で見られるなんて思わなかった!」
「それでオリンピックが開催された10月10日が体育の日になったのね」





鈴木昭重さん、聖火ランナーに!

「ところで聖火ランナーはもう決まったの?」
「マラソンの金メダリスト・野口みずきさん、柔道の野村忠宏さん、吉田沙保里さん。それから、12月17日に発表された国内最初のランナーは、なでしこジャパンだって!」
「東京は原辰徳監督とか、石川さゆりさんとかだって!有名人や話題の人がいっぱい出るみたいよ」
「川口は、あの聖火台を作った文吾さんの弟の鈴木昭重さんが選ばれたそうよ。昭重さんも聖火台作りにかかわったそうだから、お父さんやお兄さんもきっと喜んでるわね」
「今回は郷土の特徴を生かした特殊なリレー方式が行われるみたい。船とか馬とか自転車もあって、埼玉県は日高市では馬に乗って聖火をリレーするんだって。長瀞のライン下りもある」
「なるほどユニークだね。見どころがいっぱいで盛り上がりそう!」
「一般ランナーも決まったよ。埼玉県は75人。埼玉県の倍率は188倍もあったんだって!」
「応募者が多かったのね。すごいねなあ〜。だんだんワクワクしてきたわ。楽しみだな〜」





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