目次へ

ハト豆ねっと


オモシロ たんけん倶楽部



オモシロ たんけん倶楽部

懐かしい「ザ・昭和」のパン屋さん
『丸十ベーカリー・マエノ』



昔、鳩ケ谷には行列のできる伝説のパン屋さんがありました。
天然酵母のパン生地と昔ながらの製法で作るあんぱんやカレーパン。
あんこやピーナツをつけた絶品のコッぺパンも大人気!
ところが店主が病に倒れ、惜しまれつつ閉店。
その後を継いだのは長年、一緒に働いてきた前野俊昭さんでした。
そのお店が、東川口にある『丸十ベーカリー・マエノ』
鳩ケ谷から東川口に店を移して、蘇るあの懐かしい思い出の味!





「デニッシュ系のパンも好きだけど、やっぱり昔の丸十パンのあんぱんやカレーパンが食べたいね」
10年以上も前、鳩ケ谷には毎日行列ができる美味しいパン屋さん、『丸十鳩ケ谷ベーカリー』がありました。
その味をそのまま受け継いだ『丸十ベーカリー』が、東川口にあると聞いて、早速出かけてみました。
『丸十ベーカリー・マエノ』は、戸塚陸橋のすぐそば、西友やマルエツの近くにあります。
店主の前野さんは、以前、鳩ケ谷の丸十ベーカリーで長年修業してきた人。
鳩ケ谷のお店が閉店したあと、独立して『丸十ベーカリー・マエノ』をオープンさせましたが、4年前に現在の東川口にお店を移しました。




お店の人気は、2013年のパングランプリ東京のアンパン部門で優秀賞をとった、自家製あんがたっぷり入った自慢のあんぱんです。
その名も「けやきこしあんぱん」。昔ながらの懐かしい、甘すぎないあんこが美味しいあんぱんです。
お店の人気ナンバー1は、コッぺパン。
ピーナツ、いちご、バター、チョコ、あんこ、ブルーベリー、バタークリーム、カスタードなど、好みの味を注文に応じてサンドしてくれます。
もちろん、2種類でもOK!
最近は月替わりの新鮮ジャムも登場して、ますます大人気のコッぺパン。
今月は期間限定の果肉入りマンゴージャムです。
「懐かしいね。鳩ケ谷時代より、種類が増えてるんじゃない!」
「私、ピーナツとあんこにバター、それとジャムにバターをつけて、全部で3個ください」
早速、コッぺパンをゲットしました。
「ラッキー!」
コッぺパンサンドは通常、180円(税別)ですが、この日は「丸十の日」で140円(税別)です。
毎月10日が「丸十の日」でコッぺパンサンドが安くなるんですね。
但し、売り切れ次第、終了となります。
「食パンにサンドして欲しいというお客さんも多いんですよ」と前野さん。
食パンサンドは1斤520円(税別)、半斤が280円(税別)です。





「私、カレーパンが好きだったの。そうそう、これこれ!」
お年寄りから子どもまで、みんなが大好きな幸せの味、カレーパン。
王道の昔ながらのカレーパン(160円)の他に別タイプのカレーパンもあるので、食べ比べするのもいいですね。
「懐かしいな〜、サラダパン。私、鳩ケ谷ではいつもサラダパンを買ってたのよ」
自家製ポテトサラダが入った、サラダパンも160円。
お惣菜パンは、他にもコロッケパン、ハムカツパン、メンチパン、野沢菜パンなどなど、美味しそうなパンがいっぱい!
「アンパンとクリームパン、カステラサンドは、よくおやつに買ってたのよね。鳩ケ谷丸十パンと同じパンがいっぱいあって、なんか嬉しくなっちゃう」
『丸十ベーカリー・マエノ』は、昔ながらの懐かしいパン屋さん。
子どもの頃に食べたあの味、鳩ケ谷丸十ベーカリーで並んで買った焼き立ての甘い香りと変わらぬ味。
懐かしさで感動すら覚えてしまいます。
「今も、鳩ケ谷からわざわざ買いに来てくださるお客さんもいるんですよ」




丸十パンは、日本にパン食を広めた歴史あるパン屋さん。
関東を中心に、全国各地で愛されている人気のパン屋さんで、暖簾分けをして全国展開をしています。
その歴史は古く、創設者の田辺玄平さんは、明治時代に渡米し、本場のパン作りを学んで日本に伝えました。
ドライイーストの原点となった「玄平種」を開発したことでも有名で、丸十パンは「パン酵母の祖」ともいわれています。
当時、塩味の強い「ヨーロッパ流」のパンが主流だった日本のパン。
それが、大正時代を境に、ほんのり甘くて柔らかな「米国流」になっていきます。
これは、田辺さんが食パンの製造法を弟子たちに伝え、それが各地域に波及していったためと云われています。
この歴史を受け継ぐ、日本独特の柔らかくてほんのり甘い丸十のパン。
そして、お客さんとコミュニケーションしながらの対面販売も昔ながらのスタイル。
地域の皆さんに長く愛される秘訣はここにもあるのかもしれませんね。





☆丸十ベーカリー マエノ
☆川口市戸塚2ー27ー18
☆電話   048ー297ー5265
☆営業時間 10:00〜19:00
☆定休日  月曜




目次へ