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ハト豆ねっと


オモシロ たんけん倶楽部



オモシロ たんけん倶楽部

水と緑のオアシス空間
『川口市めぐりの森』
 
    に行ってきました



4月3日にオープンした川口市初の火葬施設『めぐりの森』。
赤山歴史自然公園『イイナパーク』も併設されていて、興味津々!
そこで、開業前日に一般公開された『めぐりの森』に行ってみました。
自然豊かな素晴らしいロケーションと独創的なデザインの建物。
まるで美術館か博物館みたい!





「やっと完成したんだね」
平日にもかかわらず、この日はたくさんの市民が見学に訪れていました。
「2年後には首都高の川口パーキングエリアと直結して、ハイウェーオアシスになるのよね」
「そうよ、そうなると便利になるね」
SRの新井宿駅からは歩いて20分ほどの首都高のすぐそば、赤山に建設された『川口市めぐりの森』。
川口市で初となる火葬施設です。
「自然がいっぱいで緑がきれい」
ここ赤山は、江戸時代初期の関東郡代・伊奈氏の赤山陣屋がある風光明媚な場所です。
「わあっ、素敵な建物ね!」
建物の外観はひときわ目を惹く独創的な波型の曲線、まるで美術館のような雰囲気です。
「この建物は伊東豊雄さんという、有名な建築家が設計したんだって。新国立競技場の最終選考作品にも残ってたらしいよ」
「さすが著名な建築家が設計しただけあって、素晴らしいね」
「建物自体を見るだけでも一見の価値ありね」




中に入ると外側は一面のガラス張り、目の前には大きな池が広がります。
豊かな自然と水辺、コンセプトは『水と緑のオアシス空間の創出』だそうです。
「いいなあ!明るくて素敵!」
「まるで郊外の美術館にいるみたい。落ち着いた雰囲気がいいね」
「イスの形も面白いね。すわり心地も満点!」
「ここに座ってると時間を忘れてしまいそうだわ」
ここが火葬施設だということを忘れてしまいそうな広々とした素晴らしい風景と静寂な空間。
「ガラスのパネルは展示スペースにも使えるんじゃない?展覧会とかコンサートとかもやってもいいんじゃないかな」
「ちょっと、ここは火葬場よ」
「そうか、でもグランドピアノを置いて、生演奏を聴きながら、静かに待つというのもありなんじゃないかな」
施設の区域面積はおよそ2万平方メートルもあるそうです。
建物は地下1階、地上2階建てで、告別収骨室が7室、待合室13室、売店や授乳室、自動販売機コーナーなどもあります。
「トイレのマークもアートだね」




「ほらほら見て!告別収骨室の入口は桜や梅の紋になってるよ。天井の照明も大きな桜の花の形になっていて素敵!」
「市の花、ゆりの花の絵も扉にあって、細かいところにも気配りが感じられるね」
「待合室からの眺めもいい」
「私のときは、ここの火葬場にするわ」
「うちのおばあちゃんの時は、戸田の火葬場もいっぱいで谷塚まで行ったのよ」
「今は火葬場の空きがなくて、葬儀を待たされるところもあるみたいね」
「1週間も待たされたって、聞いたことあるわ」
「高齢化が進んでるから、葬儀難民の問題は都心部では深刻なのよ」
「ここが首都高と直結すれば、都心からの需要も多いんじゃない」
「そうね。ところで川口市民の使用料は安いのかしら?」
「もちろん、市内と市外だと大きな差があるみたいよ。資料によると通常市内は1体3万円、市外は10万円だって。いろんな区分があるんだけど
ね」
「ただ、ここは葬儀施設はないのよ」
「車でのアクセスはいいけど、歩くのにはちょっと遠いもんね」
「この施設は川口市が運営するの?」
「管理運営は民間に委託してるそうよ」
「なるほど、さっき案内してくれたスタッフは感じのいい人だったね」




「入るときには気づかなかったけど、彫刻もあるんだね」
入口の駐車場の横にある彫刻は、市川明廣さんの『花の声聞く』。
静かに安らかな時間を過ごすことをイメージできる景観と調和した作品だそうです。
「まわりは花や植木がいっぱい!これはジンチョウゲかしら。いい匂い」
ウオーキングスポットとしても最高の場所です。




火葬施設の開設にあわせ、併設される赤山歴史自然公園『イイナパーク川口』の一部もオープンしました。
オープンしたのは、特産品の花きや植木などの展示直売コーナーと多目的スペースなどを設置した『地域物産館』、
赤山ゆかりの伊奈氏の歴史などもある川口の歴史・自然・文化を紹介する映像ギャラリー、展示室などを設置した『歴史自然資料館』、
飛んだりはねたり滑ったりできる白い山形の子ども向け大型遊具のある『家族で遊べる新スポット』。
イイナパーク全体の完成は、平成32年度にハイウェイオアシス、平成34年度には昆虫などの生き物がすめる落葉樹の『虫の楽園』を予定してい
ます。
「これが全部完成したら、素晴らしい自然公園になるね」
「高速道路に直結していて、しかも都心からこんなに近い場所に水と緑の森ができるんだもの、新名所になること間違いなしよ」
「楽しみだね〜」




○川口めぐりの森
○川口市大字新井宿430ー1




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