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ハト豆ねっと


川口再発見!
 『すごかるた』でめぐる川口



『は・ひ・ふ・へ・ほ』の旅



紅葉のシーズンがやってきました。
『川口すごかるた』でめぐる川口再発見の旅、第6弾は、
「は・ひ・ふ・へ・ほ編」。
植木のまち・川口の安行桜や一輪草の自生地、紅葉の長徳寺、12月の市民マラソンや花火で賑わいをみせるたたら祭りなど川口の風物詩がいっぱい!
天気の良い日は川口散歩にでかけましょう!





春の訪れをまっさきに感じられるのが、早咲きの安行桜。
安行桜といえば、安行の密蔵院が有名です。
毎年、3月のお彼岸ごろになると安行桜が満開を迎えます。
山門までは、サクラのトンネルの坂道が続き、濃いピンクの花の色が見事に咲き誇ります
都内からも大勢の人たちが訪れる、イチオシのサクラスポット!
この安行桜は、地元の園芸家・沖田雄司氏が、田中一郎邸にある早咲きのソメイヨシノを改良して、密蔵院に植えたそうです。
沖田桜とも呼ばれる安行桜は、ピンクの色彩がやや濃く、花が少し小ぶりで、とってもきれいなサクラです。
「安行といえば、植木のまちだもんね。どのシーズンに行っても花と緑がいっぱい!ウォーキングには最高だよね」
「安行の歴史をたどるのもいいよ」
「江戸の大火『振袖火事』から江戸復興のために緑を植え続けた吉田権之丞の夢が、世界の安行へと広がったのよ」
「植木の里には、夢とロマンがいっぱいあるんだね」
安行桜の開花時期は、密蔵院のホームページを参考にされるといいですよ。





芝にある長徳寺は、天然記念物ビャクシンの巨木があることで有名なお寺です。
南北朝時代の貞治3年(1364)に足利基氏の祈願寺として、創建された古刹寺院で、臨済宗建長寺の末寺。
広い境内は、丁寧に刈り込まれた植え込みの緑が白砂に映え、見事な庭園です。
本堂裏手には三重塔が建ち、歴代住職の中でも特筆されるのは、13世龍派禅珠、別名「寒松」。
江戸初期、江戸城内の「紅葉山文庫」創設時に資料を分類、目録作製をしたという、詩文、書道に秀でた学僧です。
寺に残る『寒松稿』『寒松日暦』は、「三十六歌仙の絵」、「仁王門」「三重塔」「三頭の獅子頭、神楽面」とともに埼玉県、川口市指定の重要文
化財として大切に保管されています。
その寒松和尚が守り抜いた異教徒の女性るひいな・お夏の物語は、楽劇「るひいな」として、リリアで上演されたこともあります。
阿弥陀如来座像の中からは、マリア像と十字架が発見され、マリア観音とも呼ばれていますが、夫と子をキリシタンの弾圧で失ったるひいなが持ち帰ったものなのでしょうか。
こちらもロマンが広がりますね。
るひいな・お夏の父、熊沢忠勝は末代まで寺を支援した代官で、その一族の墓苑もあります。
紅葉のこの時期は、特におすすめのスポットです!





川口の夏の風物詩といえば、たたら祭り。
毎年、8月の初めに川口オートレース場で開催される市内最大のお祭りです。
たたら踊りにサンバカーニバル、花火に模擬店など、楽しいイベントが2日間に渡って繰り広げられます。
「たたらって何なの?」
「もともとは製鉄のときに風を送る『ふいご』を意味するんだって。たたらを踏むというのは、足でばたばた踏みつけることらしいよ」
「昔の人はたいへんな作業をしてたんだね」
たたら祭りのイメージキャラクターは、可愛い「たたらん」。
たたらんは、たたらから生まれるメ炎モの親子の妖精です。
歴代のミニハッピの他に、たたらんのTシャツなども販売されています。
今年で39回目を迎えたたたら祭り、さまざまな楽しいイベントがいっぱいでした。
「メインイベントの花火はすごいよね。毎年、楽しみにしてるの」
15万人もの人出となる花火大会。
今年のテーマは、"祭りでつくろう ふれあいの街"。
スターマインなど約3300発の花火が祭りのフィナーレを飾りました。
オートレース場内で打ち上げられる花火は、ほぼ真下から見上げられるので、迫力満点です。
「うちの家の2階からも見えるのよ」
「いいな〜」





1982年にスタートした川口マラソンは、毎年12月に行われる市民マラソンです。
今年は12月3日(日)です。
青木町公園総合運動場をスタートして、川口市内を走るハーフ、10キロ、3キロ、2キロの4コース。
2キロはファミリーで2人1組で参加することもできます。
いずれも年代別に分けられていて、70歳以上というのもあります。
「参加者はどのくらいいるのかしら?」
「定員はハーフ、10キロはそれぞれ2000名となっていて、その他は定員なしだから、誰でも参加できるみたいね。ホームページでは受付を終了しましたって書いてあったから、毎年かなりの応募があるのよ」
「参加資格は?」
「川口在住の市民が優先されるけど、一般の人も参加できるみたい」
マラソン愛好家だけでなく、誰でも気軽に参加できる川口マラソン。
あなたも参加してみませんか。





安行の興禅院裏手の赤堀用水沿い斜面に広がる雑木林に、イチリンソウ(一輪草)の自生地があります。
ここは「ふるさとの森」と呼ばれていますが、かつてこの場所は不法投棄のゴミの山でした。
地元のボランティアグループ「安行みどりのまちづくり協議会」のみなさんが、この場所を自然豊かな森に蘇らせたのです。
片付け作業中にイチリンゾウの自生地や貴重な動植物を発見、今では一帯に木道が整備され、池が造られ、タニシやザリガニが棲む森になりました。
イチリンソウは、本州・四国・九州の山裾の草地などに生育するキンポウゲ科の多年草で、4月中旬から下旬にかけて、白い小さな花を咲かせます。
清楚で可憐な花は、多くの人を魅了して、毎年多くの人がここを訪れます。
昔は県内各地に広く分布していたそうですが、現在はその数が減少し、埼玉県準絶滅危惧種になっています。
この指定地は、県東部における数少ない自生地のひとつで、川口市の天然記念物に指定されています。
協議会のみなさんが大切に保護されているイチリンソウ、4月中旬には一輪草まつりが開催されます。
「協議会のみなさんの活動は素晴らしいね」
「今では、ホタルの幼虫も放流してるんだって」
「東京からこんなに近い場所に、こんな素敵な場所があるなんて、スゴイ!」




『あ・い・う・え・お』編
『か・き・く・け・こ』の旅
『さ・し・す・せ・そ』の旅
『た・ち・つ・て・と』の旅
『な・に・ぬ・ね・の』の旅


*一部写真(長徳寺・川口マラソン・ふるさとの森 一輪草)は、川口市のホームページからのものです。




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