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ハト豆ねっと


川口再発見!
 『すごかるた』でめぐる川口



『か・き・く・け・こ』の旅



『川口すごかるた』でめぐる川口再発見の旅、
第2弾は、「か・き・く・け・こ編」です。
オモシロたんけん倶楽部でもなんどか訪れたことのある、あのスポット!
川口は自然や歴史、文化のワンダーランドなんですね〜
魅力いっぱいの「か・き・く・け・こ」の旅、
梅雨の晴れ間にあなたも出かけてみませんか。





絵札に描かれているのは、江戸時代の陣屋跡『赤山城址』です。
空堀が復元されていて、美しい竹林や生垣の続く遊歩道が整備されているので、絶好のお散歩コース。
ここは治水対策、新田開発などにすぐれた業績を残した関東郡代・伊奈氏が、江戸幕府の直轄地を治めるためにつくった陣屋です。
周りには出丸、二の丸があって、家臣の屋敷がたくさんあったそうで、総面積は約8ヘクタール。
「すごい。陣屋というよりは、お城みたいに広かったんだね」
そうなんです。天神・八幡・山王の山王神社や伊奈氏の菩提寺・源長寺などもあり、赤山陣屋は城下町のようだったのです。
「以前に資料館で赤山陣屋を復元した模型を見たんだけど、現在の地図と対比してあって、興味深かったわ」
「緑豊かな大地が広がって、堀の外側は自然の低湿地を利用してるのよね」
「なんか、ブラタモリでも取り上げそうな場所だね」
伊奈忠治は、武蔵国の幕府直轄領約100万石のうち、約28万石を代官として支配していました。
その後、赤山陣屋は9代にわたって、約170年間も受け継がれてきたのです。
新田次郎の『怒る富士』(上・下)には、伊奈氏の話がでてきますが、主人公の伊奈半左衛門忠順は、富士山の噴火被災地の復興にあたり、己を犠牲にして被災農民を救いました。
その後、お家騒動で伊奈氏は取り壊しになってしまうのですが、伊奈氏にまつわる歴史秘話も興味深いですね。
伊奈氏の菩提寺・源長寺もおススメコースです。

「そうそう、この赤山には火葬施設ができるんだよね」
「赤山の歴史自然公園と高速道路のパーキングエリアと火葬施設という3つの施設が一緒になって『水と緑のオアシス空間』になるんだって!」
現在建設中の火葬施設は平成30年3月末に完成予定で、火葬場のイメージを一新するような斬新なデザインは、世界的に有名な建築家の伊東豊雄さんが手掛けています。





花と緑と遊園地のあるグリーンセンターは、川口市民の人気スポット!
四季折々の緑や花が楽しめる植物園で、一年間を通してさまざまなイベントや園芸教室が開催されます。
子ども連れに人気なのは、アスレチックやミニ鉄道などが楽しめる「わんぱく広場」。
スリル満点の展望すべり台には、いつも行列が出来ています。
その大きさはなんと東京ドーム3個分。
「日本の都市公園100選」にも選ばれている見ごたえ満点の総合公園、ぜひ家族でどうぞ!
ホタルの里では7月の22日(土)・23日(日)、午後7時からホタルの観賞会もあります。
ハナショウブやあじさいが咲く季節、美しい夏の夜に飛び交うヘイケボタルを観賞できるスポットがあるなんて、ステキ!
「私もホタルを観に行かなくちゃ!」
(オモシロたんけん倶楽部の2015年5月号にも紹介しています)





昔から、新年を迎えるにあたり七福神を巡拝し、開運・幸運を祈る習慣があります。
弁財天(べんざいてん)、大黒天(だいこくてん)、恵比寿神(えびすじん)、布袋尊(ほていそん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、毘沙門天(び
しゃもんてん)、寿老人(じゅろうじん)の七つの神様、
七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。
川口にも《弁財天》の西光院、《大黒天》の密蔵院、《恵比寿神》の傑伝寺、《布袋尊》の正覚寺、《福禄寿尊》の錫杖寺、《毘沙門天》の吉祥
院、《寿老人》の正眼寺の7つのお寺があって、御朱印集めが、密かなブームに。
(オモシロたんけん倶楽部の2014年2月号で紹介しています)





川口アリオのすぐそばにある、川口市立アートギャラリー「アトリア」は、川口の新しい芸術文化スポット。
貸しギャラリーとして、市民アートの発表の場になったり、ギャラリー主催のユニークな企画展やワークショップ、美術講座などが頻繁に開かれていて、大人から子どもまで楽しめるアート空間です。
「ねえ、アトリアって、どういう意味か知ってる?」
「知らない、どういう意味なの?」
「アート、アトリエ、リリアに由来する造語なんだって!」
「なるほど、美術活動を通じて市民の憩いの場となるようにっていう願いが込められてるのね」
ここは、大正14年創業以来、約80年にわたり、市民に親しまれてきたサッポロビール埼玉工場が、平成15年に閉鎖され、この工場跡地にリボンシティが生まれました。
「まち歩きが楽しい新しい都市空間の実現」を開発方針として、大型ショッピングセンターや住宅街区のほか、アートパークなどが建設されました。
緑の木々や芝生、噴水を有するこの公園内にサッポロビール株式会社から建物の寄贈を受け、川口市立アートギャラリー・アトリアが誕生したのです。
広く張り出したウッドデッキを持つ、集成材を利用した木構造の平屋づくり。
人とアートが自然の広がりのなかでふれあうよう設計されました。
サッポロビール工場の土台を支えた松杭がギャラリーの床材として再利用されているんだそうです。





安行原の蛇造りは、稲の成育・村の厄除けなどを願い、毎年5月に藁で大蛇を編み上げて作る、江戸時代から続く民族行事です。
蛇の長さは約10メートル。やぐらにあげられ、ケヤキにとぐろを巻いて地域を見守ります。
麻縄に通した数珠を引っ張り合い、勢いよく数珠球が飛び散ると豊作になるという「百万遍」の儀式で行事は終了します。
川口市指定無形民俗文化財にもなっています。
「この大蛇、道の駅『樹里安』に飾ってあるのを見たことがあるわ」
「いまも大切に伝統行事が守られてるって、ステキなまちだね」




『あ・い・う・え・お』の旅





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