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ハト豆ねっと


オモシロ たんけん倶楽部



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めっちゃ楽しいきまぐれタウン紙
 
『正体川口
 
を持って街歩きに出かけよう!



川口に新しいタウン紙が誕生しました。
その名も『正体川口』。
ちょっとユニークな名前ですが、川口の正体を探ろうと制作されたタウン紙です。
作っているのは、街歩きに魅せられた川口在住の3人の女性。
第1号は川口散策ガイド・鳩ケ谷日光御成道周辺編。
イラストマップに鳩ケ谷の歴史や穴場情報など、楽しさ満載!
実は1号の前には、昨年0号が発行されていて、本来は2号目なんですって!
なんだか謎の多そうな『正体川口』。
そこで編集・発行をしている伊藤ヒロコさん、兵藤由香さん、大澤友貴さんにお話を伺って、
『正体川口』の正体を探ってみました。


左から、大澤友貴さん、伊藤ヒロコさん、兵藤由香さん


『正体川口・1号』は、A2サイズを折りたたんで持ちやすくしたコンパクトなA5サイズの小冊子です。
0号はA3サイズ(A3四つ折り)だったので、紙面も記事もボリュームアップ!
可愛いイラストの表紙も、今回は鳩ケ谷にちなんでハト。
発行部数は6000部で無料配布しています。
印刷費は広告料で賄っているそうですが、川口市内のお店や川口市立文化材センター分館・郷土資料館などいろんなところに置かれています。
イラストや編集を担当するのは、川口在住6年目のグラフィックデザイナーの伊藤ヒロコさん(46歳)。
ご主人もグラフィックデザイナーで2人で一緒にお仕事をされています。
川口在住10年目という兵藤由香さん(45歳)は、生まれも育ちも東京です。
ご主人が経営する建築設計事務所の2階に「くらしの道具」というお店を作って、器や花器など暮しの道具を販売。
6歳の男の子を持つママでもあります。
大澤友貴さん(34歳)は、日大芸術学部で写真を学んだという評論ライター。
昨年、川口に引っ越してきたばかりで、伊藤さんのご主人とは仕事仲間なんだそうです。
川口に引越したのを機に「なんか面白そう〜」と『正体川口』に仲間入り。
行動的で地元の人たちにも顔が広く、がんばり屋さんの兵藤さんと30代独身の大澤さん、まとめ役の伊藤さん、
3人の息もぴったりです。
みなさん、本業がデザイナー、ライターというのですから、3人寄れば怖いものなしですよね。






『正体川口』を作るきっかけになったのは、『川口暮らふと』というイベント。
『川口暮らふと』の実行委員会で知り合った伊藤さんと兵藤さん、それに現在は御主人の転勤で松山に行った今村香織さんの3人で始めたのだそうです。
川口駅から『川口暮らふと』会場までのルートを散策して楽しんで貰おうと、0号となった「川口散策ガイドー川口駅周辺編ー」を発行したのです。
「これを1号と言ってしまっていいのか迷ってしまったので、0号にしました」と兵藤さん。
これが昨年10月に発行した創刊号となる0号の正体だったのです。
0号には「川口暮らふとが終了した16時以降は、このフリーペーパーを片手に川口散策をお楽しみください」と書かれています。
川口をもっと知ってもらいたいという想いや川口への愛が感じられるタウン紙で、持ち歩きやすいようにA5サイズになっています。




0号発行後、引越した今村さんの後に参加した大澤さんと3人での再スタートとなりました。
1号まで時間はかっかったものの、なにせきまぐれタウン紙。
本業のかたわら、無理をしないで楽しんで制作するのが『正体川口』流。
2作目の1号は鳩ケ谷、日光御成道周辺編です。
「どうして鳩ケ谷だったの?」と聞いたら、「いろんな人に話を聞いてみたら、もともとは鳩ケ谷の方が中心で、歴史があると言われて興味が湧いた」と3人。
3人とも鳩ケ谷の町を歩くのは初めてです。
4・5月頃から取材をはじめて、街歩きをするたび発見する喜びを感じて、「面白いな〜」と感じたといいます。
次の号をいつ作るのか決めないで取材を続けていた3人。
「そろそろ形にしなくちゃね」と発行日を11月10日の川口の日に決めました。
仕事の合間に夏の暑い日にもカメラを持って歩いた鳩ケ谷。
昭和のたたずまいが残る鳩ケ谷にすっかり魅せられてしまったといいます。
「お店の人も最初は閉鎖的かなと思ったんですが、話してみるとみんな親切で話しやすい人ばかりでした」
「個性的なお店もいっぱいあって、新しい発見がいっぱい!」
鳩ケ谷の街歩きの魅力が次々と溢れ出てきます。
「昭和の雰囲気があって、路地が素敵なんですよね」というのは、路上観察が大好きな兵藤さん。
「住んでみたくなりました」と口を揃えます。




興味のあることが多くて、何をメインにするか悩んだ3人。
内容のボリューム、日光御成道の細長いマップをどうレイアウトするか、いろいろ悩んで思いっ切って紙面を大きくすることにしました。
それにしても中身の充実度がすごい。
鳩ケ谷・日光御成道周辺の情報がぎっしり詰まっていて、地元ならではのレアな情報など、楽しい記事がいっぱい。
「鳩ケ谷の歴史」では、明治から昭和初期にかけての写真(郷土資料館提供)もふんだんに使われていて、鳩ケ谷は川口のどの辺なのかというコーナーでは、「川口のバチカン」とまで言い切っています。
人気の連載・川口観察日記「ざっかけない川口」は、『オバケダイガク』という小冊子を作っている北野留美さんが文と絵を書いています。
(ざっかけないとは、気取らないというくらいの意味の江戸弁なんですって)
他には鳩ケ谷のミニコミ紙の歴史を紹介したコーナーもあって、『正体川口』ならではの企画です。
なになに「おしゃべりじゃ〜なる」に「ハト豆ねっと」、よく調べましたね〜。
なんだか『正体川口』を持って、鳩ケ谷の町を歩きたくなりました。




ところで、『正体川口』というネーミング、ちょっと変わってますよね。
「みんなの反応は?」と聞いてみたら、「気持ち悪いとか、意味がわからない、何それ?とか言われました(笑)」
でも川口の正体を探り、自分たちで何か面白いことを発見していこうという意気込みが感じられるネーミングです。
「ありきたりの散策マップにならないようにしました」と3人。
仕事を持ちながらも自分たちの住む町の魅力を発信し続ける素敵な女性たちでした。
今後の活躍に期待したいしています。


☆HP:正体川口
☆発行:正体川口制作室




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