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オモシロ たんけん倶楽部



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 日本で唯一の刃物ミュージアム
『昌國利器工匠具博物館』
       に行ってきました!


いまや盆栽は海外でも「BONSAI」の名で有名ですが、その盆栽を世界に広めた盆栽ばさみの名ブランドが、川口にある「昌国」。
本社には『昌國利器工匠具博物館』が併設されてると聞いて、早速行ってみました。
そこは、日本唯一の刃物ミュージアム。
天皇陛下が秋のお稲刈りに使われる鎌も展示されています。



盆栽手入道具は日本で始めて、昭和初期に川口市で誕生し、川口は盆栽手入道具の発祥の地として世界に知られるようになりました。
その鋭い切れ味でたちまち盆栽界に普及し、今や「昌国」の名は世界に轟き、盆栽手入れ道具を贈られたエリザベス女王から感謝状を戴いた、まさに世界に誇る切れ味なのだそうです。
日本初の盆栽専用鋏の創始者でもあった初代昌國の後を受け継いだ2代目の川澄昌國氏は、はさみに関する研究開発で平成5年に科学技術庁長官賞、平成6年には黄綬褒章を受章。
この博物館は、その受章を記念して平成6年に開館されたのだそうです。


国道122号線の末広交差点を川口陸橋方面に曲がると右側に(株)昌国があります。
博物館はその本社の2階。入場は無料です。
階段を上がるとこの博物館を作った2代目昌國氏の大きな写真が飾られていました。
「わあ、すごい。いろんな刃物がいっぱいあるね」
「刃物の歴史資料館って感じ」
館内には盆栽の手入れ道具はもちろん、大工道具から医療器具にいたるまでありとあらゆる刃物が展示され、その数なんと3455点。
他に刃物関係書類も254点が展示されています。
「これだけの刃物を収集するのはたいへんだったんじゃないのかな」
「2代目は刃物のコレクターでもあったのね」
「さすが宮内庁御用達の盆栽手入れ道具メーカーだけのことはある」


一番奥にずらり並ぶのは、昌国が制作した盆栽手入れ道具。
「盆栽の道具って、こんなにいっぱいあるんだね」
「昔は盆栽の手入れも植木職人の手にゆだねられていたんだけど、それを一般人にまで広めたのは、この盆栽道具のお陰なのよ」
「なるほど。昌国は盆栽手入れ道具のパイオニアでもあるのね」
「ねえ、、開運なんでも鑑定団にも出たみたいよ」
「テレビ東京の開運なんでも鑑定団で発見された初代昌國作の盆栽鋏って書いてある」
「なになに、宮内庁御用の宮大工の人が愛用していたんだって」
「それを譲り受けて展示してあるのね」
「ほらほら、こっちには天皇陛下が秋の稲刈りにご使用になられた鎌が展示してあるよ」
「すごい!」
「さすが宮内庁御用達だけあって、天皇皇后両陛下をはじめ皇族の方々も盆栽手入れ用具のセットやバラ用剪定鋏をいろいろお買い上げになってるのね」
「それだけ使い勝手や切れ味が素晴らしいってことよ」
「英国エリザベス女王にも献上してるのわ。ニクソン大統領夫人にフォード大統領、スペイン大統領と世界の錚々たるメンバーが買われてるのね」
「独ミュンヘン工芸博物館、米国ワシントン国立樹木園にも永久展示されてるんだって。すごいね」
「川口にそんな素晴らしいものがあるなんて知らなかったわ。さすが、ものづくりの川口は素晴らしい」
「刃物を芸術の域にまで高めた刀もそうだけど、日本の盆栽鋏もクール!」

「なかなか面白いミュージアムだね」
「歴史好き、刃物好きにはたまらないだろうね」
「小学校の子どもたちも見学に来るそうだけど、一般の人にももっと見て貰いたいと思ったわ。だって、川口の魅力がまた増えたような気がするもん」
「出没!アド街ック天国でも紹介されたことはあるのよ」


昌国の盆栽鋏は彩の国優良ブランドとして、川口市観光協会の推奨みやげ品にも指定されていますが、三徳包丁や肉切り包丁も人気商品の一つ。
三徳包丁は15,000円〜35,000円、肉切り包丁は12,800円。(いずれも税別)
1階で購入可能です。
プロはもちろん、一般の方もその鋭い切れ味に魅了されているようです。
あなたも日本唯一の刃物ミュージアムに出かけて、ものづくりの魅力に触れてみませんか。


☆昌國利器工匠具博物館
埼玉県川口市朝日1-5-26
0480-222-2641
埼玉高速鉄道「川口元郷」より徒歩約10分
開 館/9〜16時(土日祝休館)
入館料/無料




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