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ハト豆ねっと


おしゃべりインタビュー



ハト豆記者のおしゃべりインタビュー!

今月のおしゃべりインタビューは
川口市PTA連合会・副会長の
 『川上靖恵さん』です。



今しかない子どもとの関わりの時期
あなたもPTA役員やってみませんか!


 春は学校のPTAの「役員決め」の季節!
「役員になったら大変そう」と思うお母さんも多いようですが、
やってみれば、楽しいこともいっぱい!
お母さん同士の繋がりができ、子どもたちの学校での様子も分かって
「やって良かった!」という人が多いそうです。
子どもたちの健やかな成長を願って、頑張るPTAの役員さんたち。
鳩ケ谷も川口市に合併して2年目の春を迎えます。
そこで、鳩ケ谷小学校のPTA会長でもあり、川口市PTA連合会・副会長の川上靖恵さん(50歳)に
最近のPTA活動や学校の様子をインタビュー!
川口市になって、PTA活動はどう変わったのでしょうか。




ハト豆: PTA役員をやられて何年目ですか?

川 上: 最初に委員を1年やって、執行部に入ってからは9年目になります。
私は鳩ケ谷にきて10年になるんです。
いま高校1年になる娘が小学校に入学するのに併せて引っ越ししてきたんですけど、全く知らない土地だったので周りに誰も知ってる人がいなかったんです。
他のママさんたちは、幼稚園からずっと一緒だったりするので、私も早く友だち作らなきゃと思って、PTA役員になりました。
2年目の時に声をかけられて、とにかく私は「ここを終の棲家にするんだから、早く友だち作って慣れなきゃ」と思っていたので、どうせやるなら何か子どものためになることをやろうと思っていましたから、執行部を引き受けました。それからずるずるとやってます。(笑)
会長は1年ブランクがありましたが、5年目になります。

ハト豆: 子どもさんは何人?

川 上: 3人です。高校1年生と中学3年生と小学校6年生です。

ハト豆: 毎年、役員決めがたいへんでは?

川 上: 私が役員に成り立ての頃は、委員が5つしかなかったので、40人のクラスの中で、誰がこの貧乏くじを引くのかという感じで、胃が痛くなりそうなシーンとした雰囲気の中で決めてたんです。
それで、これじゃいけないと思って、委任状制度にしたんです。
委員は最初の懇談会のときに決めるんですが、「欠席したもの勝ち」みたいな感じになっていて、出席率がすごく悪くなっていたんですね。
それで委任状を取ったんですが、みんな委任状に慣れていないので「欠席したのになんで当たるんですか」って、すごかったんですよ。
でもちゃんと説明をして理解して貰うようにして、少しずつ制度を変えて行くようにしたんです。
例えば「1年役員をやれば次の年はお休みできる」とかにして、一昨年からは「全員一役やる」というようにしたんです。
委員の数は変わらないんですが、協力員制度というのを取り入れました。
草むしりとかお掃除とか、委員以外は全員、何々サポーターというようにしたら、不思議とマイナスの意見は出てこなくなりました。
委員決めも最初にルールを説明するんです。
それから各クラス毎に「委員が出来ないなら、出来ない理由を自分で言ってください」という風にして、「手を挙げて言うのがイヤならそのまま委員を引き受けてください」ってことにしたんです。
可哀想なんですけど、「介護してます」「自分が病気」「妊娠中」「子どもが障害児」「シングル」とか言いにくいこともあるとは思うんですけど、クラスで言って貰うとクラス全員の問題になるので、それが一番公平かなと思うんですよね。
それをやり始めてから委員決めは30分で終わるようになりました。

ハト豆: 合併して、学校は変わりましたか?

川 上: 私は小学校しかわからないんですけど、ちょっと潤ったかなと思います。
ハード面では、「コンピュータが新しくなった」とか、「テレビが各クラスに液晶がついた」とかですね。
お金の面でも少しですけど潤った感じが
します。
あとは先生ですね。
鳩ケ谷時代は正規の先生が少なかったというか、臨採(臨時採用で1年)の先生が多かったんですね。
ですからひどい時になると一気に20人近くの先生がいなくなって、新しい先生が入ってくることもあって、一番学校にいる機会の多い私でさえ、先生の顔を覚えきれなかったんですけど、今度、川口になってからは正規採用の先生が増えたので、先生の面が少し落ち着ついたかなと思ってま
す。

ハト豆: 川口からも先生が来られたんですね?

川 上: そうですね。新しい血というんじゃないですけど、新しい先生がたくさん入って来られました。
今までは鳩ケ谷の中だけで移動されていたので、「○○先生は今度は○小、その前は○小」って追跡ができるくらいだったんですよ。
今度は川口から来た先生も多くなって、雰囲気も考え方も随分変わってきました。
合併したことで、子どもたちも「理科オリンピック」や「国語グランプリ」といった行事にも参加できるようになりましたし、グリーンセンターの遠足は川口市になったので、タダになりましたしね。(笑)
スキップシティなんかも利用できるようになったので、子どもたちの活躍の場や見聞の場が広がりました。
ただ、今までは戸田・蕨といった小さな市が集まって開催していた3市スポーツ大会があって、鳩ケ谷もそれなりに活躍してたんですけど、川口市になってからは規模が大きくなって、上位にはなかな行けなくなっちゃいましたね。(笑)

ハト豆: 合併して、困ったことはありますか?

川 上: 学校とはちょっと違うんですが、例えば、学校に行けない子などを受け入れる鳩ケ谷教育研究所というのがあったんですが、それが廃止になったんですね。
もちろん教育相談所は芝にあるんですが、今はそこから出張するような形で、鳩ケ谷庁舎の中で週2回開設しているんですが、それも今年度いっぱいで終わっちゃうそうなんです。
学校に行けない子などは、場所が遠くなるとなかなか行けなくなっちゃうので、そういうのはもっと細かくブロック毎に常設して欲しいですよね。
それと鳩ケ谷時代は小さい町だったので、委員会などいろんな場面でPTAと関わりがあって、市役所の方々とも接点がいっぱいあったんですが、それが無くなっちゃいましたね。
鳩ケ谷の時は、気軽に「○○さん」「○○先生」って声をかけてフランクに話をしてたので、川口でもそのノリでやったら、フロア中の人たちに
「エェッ??」って感じで見られちゃいましたもん。
「エッ、川口って、フランクに市の職員と会話することはないんだ」と逆にびっくりしてしまいました。
雰囲気が全く違いますね。

ハト豆: いま、PTA連合会の副会長をされているんですね。副会長さんは何人いるんですか?

川 上: 川口市は、鳩ケ谷ブロックが入って8ブロックになったんですが、各ブロックから1人づつ選出されて、会長が1人、副会長が7人います。



ハト豆: P連の雰囲気は変わりましたか?

川 上: 鳩ケ谷市の時とは全く違いますね。
鳩ケ谷は、今まで6校の小学校と3校の中学校の9校で構成されていたんですが、男のPTA会長さんは1人ぐらいしかいなくて、ほとんどが女の会長さんで、女の世界という感じだったんです。
ところが川口市の方は7割か8割ぐらいが男の会長さんで、今年度は私を含めて女性が2人、あとの6人が男の会長さんなんですが、男の方がほとんどなんですね。
ですから、あんまり男性と一緒に活動をしたことがなかったので、最初の頃はどう活動していいのか、戸惑うことが多かったですね。
女の人ばっかりだと会合は昼間なんですが、男の方は仕事をされているので、どうしても活動は夜になるんですね。
やっぱり子どもを持つ身としては、夜は出ずらかったりしました。

ハト豆: 会議は夜なんですか?

川 上: そうですね、川口市内には90校の学校が加盟しているんですが、常任理事会は夜です。
会議が夜になったのは、ちょっとつらいところがありますね。
常任理事会では、ブロック毎に座ってるんですが、鳩ケ谷ブロックだけが女ばっかりで、後のブロックは男の人の中に女の人が少し混じってるような感じで、今までとは全く雰囲気が違いますね。
私も、最初は慣れなくって、自分がどこにいていいのか、ポジショニングに困りました。
井の中の蛙じゃないけど、そんな気持ちになっちゃって...。
川口は鳩ケ谷の10倍の規模ですから、鳩ケ谷がこれからどうなっていくのか全く分からない状態で、そこにポンと入っていって、それでいってみたら、男の人ばっかり。
川口の人たちも、女の会長ばかりの鳩ケ谷ブロックが入ってきて、「エェッ、鳩ケ谷って女の会長さんばかりなの?」って感じでびっくりしたみたいです。

ハト豆: 鳩ケ谷だけが浮いてる感じですか?(笑)

川 上: そう、そんな感じですね。(笑)

ハト豆: お互いに刺激があって良かったのでは?

川 上: 単Pになると、あまり横の交流はないので、それほど関わりはないですけど、P連で感じたのは川口は規模が大きい分、身動きが取れない状態ですね。
「全体で動きましょう」となったときに、鳩ケ谷の10倍なので、まとめることがなかなか難しいし、全部、単年度なんです。
今までの鳩ケ谷P連は、互選で来てたんですけど、川口は毎年、輪番でやっているので、システムが分かっている人がほとんどいないんですね。
初めてPTA連合会の執行部を経験する人たちしかいない中で、90校をまわしていかなきゃならないので、新しいことはまずできないし、「ブロック毎の意見を吸い上げて何かしていきましょう」というのはできないですね。
ですから、P連は各ブロックの意見をまとめる役割なのかなと思います。

ハト豆: 最後に、これからPTA活動をされるお母さん方へメッセージを。

川 上: いま働いてるお母さんが本当に多いので、たいへんだと思いますが、PTAをやると世界が広がり、子どもとの距離も近くなります。
小学校のうちは、お母さんが学校に行く回数が多いと子どもも喜びますし、子どもの学校での姿が見れるので、子どもとの接点が多くなります。
いろんな意味で自分が子どもと関わっていられる時期というのは本当に今の内だけなんです。
ですから子どもと関われる今の時期を大切にしてほしいと思いますね。
確かに時間は取られて、制約もあったりしますが、それよりもっとプラスのものがあります。
学年を越えてお母さん同士で友だちにもなれるし、いろんな方と出会って世界が広がります。
ですからみなさん、出来る範囲で結構ですので、ぜひPTA役員をやってみてください。

ハト豆: 今日はどうもありがとうございました。




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