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ハト豆ねっと


オモシロ たんけん倶楽部



オモシロ たんけん倶楽部

日光御成道まつりを10倍楽しくする
『鳩ケ谷宿』の歩き方



11月11日は日光御成道まつり!
3百年の時を越えて華麗な時代絵巻が、鳩ケ谷宿でも開催されます。
そこで今も宿場町の面影を残す『鳩ケ谷宿』を徹底ガイド!
重厚な蔵造りの商家や昭和初期の洋館などもあって、魅力いっぱい!
もちろん、とっておきの鳩ケ谷グルメもバッチリ紹介!
あなたも趣のある鳩ケ谷宿をぶらり街歩きしてみませんか。





「わあ、大きな石ね」
第2産業道路沿いには「ここから鳩ケ谷宿」と書かれた大きな石があります。
これが鳩ケ谷宿の目印。
鳩ケ谷駅からは歩いて5分程です。
鳩ケ谷庁舎もすぐそばです。
御成道まつりの10・11日には、この庁舎の駐車場で『商工まつり』が開催されるんですよ。
のど自慢大会やチビッコ広場、ビックリ市など楽しいイベントがいっぱい!
特産品の無料プレゼントや自転車が当たる抽選会などもあります。


「あら、ここのカバン屋さん、アド街で紹介されたお店じゃない」
「そうよ。カバンの『カミヤ』さん。
竹竿型靴べらが、薬丸印で紹介されたのよ。
手造りの高級竹竿を使ってて、父の日プレゼントにはおすすめの一品!」

「不二家のペコちゃんもハロウィンスタイルになってる」
美味しそうなケーキを横目に、反対側には小さなレストラン『スペース・ワン』があります。「ここ、キッシュが美味しいのよね」

少し行くと昭和橋の交差点。靴の『コーワドウ』は女性靴の専門店。一度は覗いてみたいお店の一つです。
おしゃれなレストラン『フレーバー』は、女性に人気の素敵なお店。
「あら、もうカキフライの季節なのね。私はフレーバーランチにケーキをセットしてみようかな」
ここのお店、夜はワインバーにもなるんですよ。

「わあ、焼きたてパンのいいにおい!」
パンの『オルブロード・ミカド』は、朝6時から営業してる評判のパン屋さん。
店内にはいろんなバリエーションのパンが並べられていて、迷っちゃう。
一軒おいて隣にある『栄寿司』は、ネタが新鮮と評判のお店。
お向かいの重厚な建て構えは、魚屋さんの『魚重』です。
鮮魚や惣菜・寿司など品揃えが充実していて、威勢のいいお兄さんがいるお店です。
自家製の干物が人気で地方発送もしてくれます。

しばらく行くと見沼代用水が流れる「吹上橋」。
「そういえば、ここのイルミネーション素敵だったよね」
昨年まで開催されていたイルミネーションは、鳩ケ谷の風物詩の一つでもありました。
ここからの坂道は、なかなか風情のある風景が広がります。
左には「御成道公園」があって、からくり時計が「おな〜り〜」と時を告げます。
小さなポケットパークですが、この辺で一休みしながら、大名行列の様子を描いた壁画を見るのもいいですよ。
右側の洋館はかつて眼科だった昭和初期の建物。
「昭和初期にこんな素敵な洋館が建てられていたんだから、当時の鳩ケ谷は素敵な街だったんだろうなあ」
「そうね。昔は3・8市も行われていて、東京からも人がいっぱい訪れて、すごい賑わいをみせてたんだって!」

坂道の途中にあるのは鰻の『湊家』。
江戸時代創業の老舗うなぎ屋さんです。
「鳩ケ谷にはうなぎの老舗が3軒あってね、味も少しづつ違うから、食べ歩くといいのよ。湊家さんは少し甘めのタレかな」
「ここの子孫が、鳩ケ谷の偉人で有名な小谷三志なんでしょ」
「そうよ、小谷三志は社会教育者で二宮尊徳の先生だともいわれてる」

「あっ、ここのお店、アド街で紹介されてた『シモン』よ」
「お昼どきはお客さんでいっぱいね。コーヒーショップなんだけど、洋食メニューも充実していて、このレトロ感がなんともいえないんだよね」
「ここでは、鳩ケ谷名物のソース焼うどんも食べられるよ。
値段もお手頃だし、人気があるのは分かるような気がするわ」
「この付近のマンションのところには、数年前まで『インテリアミナトヤ』ってお店があったのよ。昔、そこは逓信郵便局で、そこで作家の川口松太郎が住み込みで働いてたのよ。
その時の様子が著書『破れかぶれ』にも書かれてるよ」
「へえ〜、川口松太郎は鳩ケ谷で青春時代を過ごしたんだね」
「それに本陣は、洋品屋の『藤屋』のあたりにあったの」
「今は里の真光寺に移築されてるのよね」
信号の左奥を入ると氷川神社があります。
毎年、12月には『おかめ市』で賑わうのもこの通りです。
「そろそろ七五三のシーズンだね」

氷川神社の入口を通り過ぎると蔵のある酒屋さん『十一屋・北西商店』があります。
ここは、ワインや焼酎などこだわりのお酒がいっぱいある老舗酒屋さんです。
「御成道まつりの11日には、ワインの試飲会をやるんだって」
「わあ、おばあちゃんの原宿みたいなお店がある!おばあちゃんが着る服がいっぱいあるよ」
『川鍋』は、中高年向きの洋服屋さんです。
今はこんなお店なかなかないですよね。
お隣の『いせ庄』は、鰻通に人気の老舗店。ちょっと辛めの関東風のタレが評判です。
「ここの今川焼、私大好き!美味しいよね」『甘味のたばた』は創業明治15年の甘味処。
小さなお店ですが、冬は今川焼、夏はかき氷で知る人ぞ知る人気店。
昔ながらの「アイスもなか」もおすすめです。

信号の角に見えてくるのは「郷土資料館」。鳩ケ谷の歴史を知るなら、ここは必見です。
鳩ケ谷宿のの町並を復元した模型があるので、是非覗いてみてくださいね。
「この辺は奥行きの広い家が多いね」
「昔は間口の広さで税金を払ってたから、うなぎの寝床みたいに縦長の家が多いのよ」
「そういえば、この辺りに『大阪屋旅館』があったよね」
「国定忠治が泊ったっていう旅館でしょ。
古い調度品があって、歴史を感じさせるところだったんだけどなあ...」
残念ながら10年近く前に無くなってしまいましたが、鳩ケ谷宿には旅館もあったんですよ。
右側のバス停の所にあるのは『市神社』。
3・8市の守り神として、商店街の人たちに親しまれ、今も女将さんたちが掃除をしています。

埼玉りそな銀行を通り過ぎると今どき珍しい旧型の真っ赤なポストが目に留まります。
「この辺も昭和の懐かしい風景を感じさせる商家風のお家が残ってるんだね」
「数年前までは昭和初期に建てられた『煙草専売所』の洋館も残ってたんだけどね、今はもうないのよ」
古い街道を歩く気分で昔を懐かしみながら、しばら歩くと5差路があります。

ここが鳩ケ谷宿の終点。
一番手前の細い参道の奥には『地蔵院』があります。
ここは小谷三志のお墓や樹齢600年の大きなタブノキもあるんですよ。
「社参行列の時はこの地蔵院でお茶会をやるんだって。
そのときには『福家』さんが作った『御成切り』というお菓子を出すそうよ」
「当日は、地蔵院参道向かいの『オカダヤ家具店』の前でこのお菓子が販売されるの」
「この先にある和菓子の『中ばし』でも『御成道羊羹』とか『御成道せんべい』も売ってるので、お土産にはおススメだね」
「どう、鳩ケ谷宿の散歩、なかなかいいでしょ」
「歴史を知ると楽しみ方も違ってくるね」
この鳩ケ谷宿、普段は何気なく通っていても、ゆっくりのんびり歩くと昭和のレトロな雰囲気がまだまだ残っていて、なかなか面白い所です。



オモシロ たんけん倶楽部 ぶらり『鳩ケ谷宿』散策




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