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ハト豆ねっと


おしゃべりインタビュー



ハト豆記者のおしゃべりインタビュー!

今月のおしゃべりインタビューは
ロンドンオリンピック5位入賞
トランポリンの
『上山容弘選手』です。



■■祝・5位入賞おめでとう!
■■今度は4年後を目指してがんばります


 数々の感動を生み、日本中を熱狂させたロンドンオリンピック。
その中で鳩ケ谷在住のトランポリン・上山容弘選手(27歳)も見事、決勝進出を果たして堂々の5位入賞!
素晴らしい演技で私たちに大きな感動を与えてくれました。
上山選手にとって、ロンドンは2度目のオリンピック。
2006年のワールドカップ決勝大会では日本人初となる個人優勝を果たし、世界ランキング1位にまでなった上山選手でしたが、前回の北京では、9位という結果に終わってしまったのです。
元トランポリン選手でコーチでもあった父の死、さらに練習拠点を失うという逆境の中で、大阪から東京に拠点を移し、貯金を切り崩しながらの練習生活。
その上山選手を支援したのが、鳩ケ谷の細井幸夫さんでした。
昨年末から鳩ケ谷の住人になった上山選手、ロンドンでは
「力を出し切った」と満足の5位入賞。
そこで上山選手に突撃インタビュー!
とても爽やかなステキな青年でした。





ハト豆: 5位入賞おめでとうございます。

上 山: ありがとうございます。
自分の持てる力を出し切った結果なので、すごく満足して帰って来れました。

ハト豆: 今回は2度目のオリンピックですね。

上 山: はい、非常に充実したオリンピックでした。
競技まではもちろんですが、競技が終わってからも他の競技なども観ることがことができて、ゆっくりオリンピックを満喫して帰ってこれました。
前回の北京のときは気がついたら、帰ってきてたという感じでしたから、あんまり記憶に残ってないんです。
今回はいろいろイベントにも参加することもできましたし、充実した日々を送ることができました。

ハト豆: 4位の伊藤選手とはいいライバルですね。

上 山: そうですね。
いいライバルです。
でもライバルというより、本当に同志ですね。
2人で出場することで、彼も彼で僕がいるから安心して出来ると思うし、僕もお互いにいいパフォーマンスが出来るように心掛けることができますしね。

ハト豆: 上山選手は安定感があると評価されていましたが?

上 山: そう言っていただいてるのは有難いですね。
僕はもともと突出した能力のある選手ではないので、それは練習の賜物ではないかなと思います。
努力は人一倍やってきたという自負はありますね。

ハト豆: 選手村の食事はどうでしたか?

上 山: 食事は正直言って北京の時の方が良かったかなという感じですね。
イギリスって文化的にいっても、食事のクオリティはそんなに高くないんですよね。
日本食はありませんでしたが、選手村の中に味の素さんが入ってたりするので、即席のお米とかスープとかをもらえたので、不自由なく過ごすことができました。

ハト豆: 次の目標は?

上 山: 幸い、細井オーナーから「あと4年、頑張るんだったらサポートをしてあげる」と言って下さってるので、あと4年、次のオリンピックを目指してがんばろうと思います。
非常に有難いですね。

ハト豆: 練習はどこでしてるんですか?

上 山: 赤羽のナショナルトレーニングセンターです。

ハト豆: コーチはいるんですか?

上 山: いないです。練習仲間がいるので、その仲間と一緒に自分たちで練習しています。
今の現状ではコーチをつけれるような現状にはないんです。
コーチをつけるというのは、それだけ費用も掛かりますし、その費用の捻出まではできないんです。

ハト豆: 今は大学院の学生ですか?

上 山: そうです。
今年までは大阪体育大学の大学院生ですが、来年の春には卒業します。

ハト豆: その後は?

上 山: 今と変わらないですね。
大学院生といっても大阪にいるわけではないので、肩書きが大阪体育大学大学院生でなくなるというだけです。

ハト豆: トランポリンはいつごろ始めたんですか?

上 山: 競技を始めたのは小学校1年生なんですけど、トランポリンを飛び始めたのはもう記憶のないころから飛んでたんで...(笑)。



ハト豆: 体操の内村選手みたいですね。

上 山: そうですね。
環境もよく似てると思いますね。
親が教室をやってたりとかいうのも...。
うちの父親は大学のとき、トランポリンの選手だったんです。
そこから高校の教員になったんですけど、傍らボランティアみたいな形でトランポリンを普及させようと情熱を傾けていていたんです。

ハト豆: 小さい時からトランポリンの選手になりたかったんですか?

上 山: まあそうですね。
小さい時からずっとやってて、気がついたたらトランポリンをやってたんですけど、やめなかったのはトランポリンが好きだからなんでしょうね。

ハト豆: 北京オリンピックの前にお父さんが亡くなられて、ショックも大きかったのでは?

上 山: はい。
父親がコーチをしてくれていたんですが、北京では9位という結果に終わってしまったんです。

ハト豆: 今度は胸を張ってお父さんに報告できますね。

上 山: はい。でも、まだ大阪には帰っていないんです。

ハト豆: 細井さんと出会って良かったですね。

上 山: 本当に有難いです。
鳩ケ谷に来て10ヶ月になりますが、本当に家族のように接してくださるので、すごく安心して日々過ごせてるのかなと思います。
オリンピックでいい結果を残せたのも、そのサポートがあったからこそだと思います。
いろんな人に恵まれて、いろんな人に支えられて、今の自分があるというのを改めて感じました。

ハト豆: 1日中、トランポリンの練習をしてるんですか?

上 山: そうでもないです。
今後、練習の時間帯も変わってくるので、その時間をどういう風にうまく使っていこうかなと考えてるところなんです。
ですから、トランポリン漬けというわけでもないです。
トランポリンの普及ということも少しづつやっていきたいと考えています。

ハト豆: 学校で子どもたちに見せたり、教えたりというのもいいですね。

上 山: そうですね。
先日、川口市長さんのところに表敬訪問したときにも、そんな話をしたんですが、都合が合えばいつでも伺います。
それがトランポリンを知って貰うということにも繋がって、トランポリンの普及に繋がっていくと思うんです。

ハト豆: トランポリンってどの位の高さまで飛ぶんですか?

上 山: あれは7メートルから8メートルくらいですね。
落ちてくるときは重力もかかりますので、それなりのスピードがあります。
トランポリンの一番の特徴は支えてるものが何もないということなんですね。それは、やってて怖い時もあります。
どのスポーツも競技になると、怪我はつきものですからね。

ハト豆: トランポリンの魅力は?

上 山: やっぱり怖さもあるんですけれども、高く飛べることです。
日常では体感できない非日常的な感覚を味わえるってことだと思います。

ハト豆: 今度は4年後のリオをめざして頑張ってください。

上 山: もちろん。
今から準備をして、やるからには金メダルを目指してやっていかないと。
サポートをしてくださるみなさんのためにも、出来る限り頑張っていきます。

ハト豆: 今日はありがとうございました。




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