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ハト豆ねっと


おしゃべりインタビュー



ハト豆記者のおしゃべりインタビュー!

今月は、
『木下達則・鳩ケ谷市長』
■■■■■■■■■■■■です。


川口市・鳩ケ谷市任意合併協議会が設立

■■今年は合併に全力投球します!


昨年末、川口市と鳩ケ谷市の任意合併協議会が設立・開催され、
いよいよ合併に向けた本格的な議論が始まりました。
合併を公約に掲げた木下市長も今年で4年目、正念場の年です。
「やっぱり、合併のこと聞きたいよね!」
「市長にとって、この3年間はどんなだったんだろうね」
木下市政になって大きく変化したといわれる鳩ケ谷市。
行財政改革も着々と進められ、市役所の雰囲気も随分変わってきました。
そこで、おしゃべり記者が多忙な市長に突撃インタビュー!
木下市長に、この3年間を振り返ってもらいました。



ハト豆:

任意合併協議会が設立されましたが?

木下市長:

12月24日に設立会と第1回の協議会を開催しました。
ここまで両市で1年近く調整をしてきて、実際のところ、いろいろ困難な局面もありましたが、ようやくここまで漕ぎつけたという感じです。
特に川口市側には、いろんな意見がある中でご理解をいただき、公約を果たすという意味では、大きな一歩を踏み出したと思っています。
これから、いろいろと協議して決めていくわけですが、鳩ケ谷市が川口市と一体となり、より高度な市民サービスが提供できる強固な行財政基盤づくりを目的に、将来を見据えた協議になるよう臨んでいきます。

ハト豆:

任意合併協議会のメンバーは?

木下市長:

委員さんは両市から13名ずつ、全員で26名です。
市からは市長・副市長・総合政策部長、議会から議長と議員の代表4名、有識者として市民の代表4名と学識経験者1名です。
市民代表の方々は経済界から商工会の会長さん、自治会から自治連の会長さん、合併推進市民の会の会長さん、文化団体連合会の会長さんです。川口市も同じようなメンバーです。
市民代表は商工会議所の会頭さん、隣接する連合町会長さんが2名、行革市民会議の委員さんです。

ハト豆: 任意合併協議会ではどんなことが協議されるんですか?

木下市長: 合併は、法律上設置が義務付けされている協議会(いわゆる法定合併協議会)で審議し、合意して合併に至るわけですが、任意合併協議会はその前の段階で行われる協議になります。
合併の是非等も含め、いろんな課題を整理して、法定合併協議会に移行します。
ですから、任意合併協議会の中で如何に課題を整理し、合意できるかが、合併ができるかどうかの大きな力になります。

ハト豆: 何回ぐらい開催されるんですか?

木下市長: 課題がたくさんありますからね。
鳩ケ谷市は合併問題について市民の関心も高いのですが、川口市は広いので、鳩ケ谷市との合併について、市民の方がみんな知っているとは限らないんです。
ですから、合併していいのかどうか、鳩ケ谷市と組んでいいのかどうか、いつごろ合併したらいいのか、現在の事務事業をどうするのか、将来どういうまちづくりをしていけばいいのかなど、多くの課題の検討をやっていかなくてはならないんです。

ハト豆:

川口市の方が難しいんですか?

木下市長:

難しいとは思っていません。
それは理解が得られると思っています。
前々から言ってますように、市民の活動状況とか経済界の状況とか、行政は大体同じようななことをやっているし、多少の公共料金の差とかはありますが、大きな支障にはならないと思います。
なるべく細かいところまで任意協議会の方できちんと報告を出していけば、法定合併協議会はそんなに時間がかからないでやれるだろうと思っていす。

ハト豆:

事務局も作るんですか?

木下市長:

川口市から4人、鳩ヶ谷市から3人の7人体制で事務局を作って運営していきます。
任意合併協議会で協議された内容等は広報活動をして広く市民にお知らせしていきます。

ハト豆:

合併の時期は?

木下市長:

平成21年度内に全ての協議が終わるということは現実的にちょっと難しいと思います。
平成22年度にかけてしっかり組み立てをして、法定合併協議会に移行して行きたいと思っていますが、何月までというのはまだ決まってません。

ハト豆: そうすると合併の特例が受けられないのでは?

木下市長: 現行の特例法は、3月31日までとなっていますので、そこはちょっと無理だと思いますね。
ただ、国の方では新しい政権が出来て、国が主導する合併はやめるけれども、市町村が進める自主的合併に対しては合併に支障が出ないように、今の特例法で定めた内容と同様な財政的支援等を行う新たな立法を考えており、年内に成立する可能性が高いんです。

ハト豆: それでは合併は何月頃?

木下市長: 特例法の期限が切れると通常の合併方式になります。
両市間の協議によって合併が合意になりますが、それには市議会の決議も必要になります。
その手続きが済んだ後で、2つの市が一緒になることで境界が変わりますので、それは県議会の承認を取る必要があります。
ただ県議会はいつでもやっているわけではないので、年4回の県議会開催時期と合わせなければならないんです。
県議会の承認を得て知事が国に自治体の廃置分合の申請をすると、3カ月くらいで認められます。
そういう手続き上の問題がありますので...。
ただ、私は合併を公約にしてきましたから、任期内の合併を目指して、一生懸命努力したいと考えております。



ハト豆:

今年で4年目になりますが、振り返ってみると?

木下市長:

やることがたくさんあって、自分のイメージの中では3割位手をつけたかなという感じですね。
ただ、合併の問題については、最大の公約と考え、全力で取り組んできました。
市民のみなさんが理解をしてくれて、議会の方もいろんな局面があったけれども最終的には落ち着くべきところに落ち着いて協力していただく方向が見えてきたので、合併は公約通りいけるだろうとは思っているんですけどね。
残された1年はそこに全力投球しますよ。
ただ、合併して鳩ヶ谷市が地盤沈下すると困るので、地域の活力をあげる努力を今まで以上に一生懸命やって、まちおこしも鳩ヶ谷に内在する様々な地域資源を生かしながらやっていきたいと思っています。
例えば、平成22年度は、歴史性・文化性を活かした継承事業に取り組み
たいと思っております。

ハト豆:

具体的には?

木下市長:

鳩ケ谷は「鳩ケ谷宿」が出来てから約400年経っている町なので、過去を振り返って感傷に浸るという意味ではなくて、そこから何かヒントが生まれてくるだろうと思っています。
取りあえず「鳩ケ谷宿」の石碑とか文化財の案内とか、ここがどういう町だったのかを3月までにきちんと整備をして、それをベースにやっていこうと思っています。

ハト豆:

3年間は早かったですか?

木下市長:

早かったですね。
特に高齢者対策とか子育て対策、そして南鳩ヶ谷駅周辺整備をはじめとするまちづくりの面とかが、かなり遅れていたので、それらの環境整備などを一生懸命やってきました。

ハト豆:

職員も変わりましたか?

木下市長:

課長クラスとか、若い方々が随分変わってきましたね。
以前と比べれば一生懸命やってると思いますが、まだ市民の要望のレベルとは差がありますね。
私は、職員に、常日頃から「市民と意見交換する機会を増やしなさい」と言ってるんです。
この前の「鳩ケ谷フェスタ」では230人位の職員がボランティアで参加しているんですよ。
前はそんなことは一切なかったですからね。最初の年は100名だったかな。
3年目になると200人を超えて、職員の半数位が参加している。そこでいろんなことを経験して、市民の方とも交流することで町の様子もよく分かりますからね。
管理部門の人はほとんど市民と交流する機会がないですからいい経験になりますよ。
そういうことが職務上の自信になるんじゃないかな。

ハト豆: 一番印象に残っていることは?

木下市長: やっぱり市政施行が40周年を迎えたということは印象深いですね。
そこで感じたのは、鳩ケ谷市はまだまだポテンシャルが高いし、人口が増えているということはそれだけ活力の源があるということですからね。

ハト豆: 昨年の鳩ケ谷の10大ニュースは?

木下市長: 一番はやっぱり、任意合併協議会が年内にスタート出来たことですね。
後は決していいニュースばかりじゃなくて、記録的なゲリラ豪雨とか、不発弾処理も3回目もありましたからね。
そういう意味では不安感に満ちた1年でした。
明るいニュースは、八幡木中学の野球部が全国大会でベスト8になったことですね。
「子育てひろばポッポ」の開設や南鳩ケ谷駅東口整備の進捗、まちおこし事業の「ソース焼きうどん」の普及、それから健康づくりのために運動遊具の整備を進めました。
年配から若い人まで随分参加してくれていますよね。

ハト豆: 私生活は?

木下市長: 知り合いが随分増えましたね。
あと通勤の人で「いってらっしゃい」「おはようございます」って挨拶する人が確実に増えました。
残念でならないのは、カラオケをやれやれと言われて調子にのってやってたら、あっちこっちでカラオケをやるのがバレちゃって...たいへんですよ。
市民の人からは「こんなに親しみやすい人だとは思わなかった」とよくいわれます。
一杯飲み屋さんで「隣席に市長がいるところなんて無いからびっくりしちゃった」とか言われます。

ハト豆: 今年の抱負は?

木下市長: 今年は、私の任期の最終年です。
合併の問題をはじめ、市民生活の安定と安心・安全な鳩ケ谷づくりのために全力で当たってまいります。
それから、さっきもお話しましたが、文化的遺産である「鳩ケ谷宿」をテーマに歴史・文化継承事業をまちづくりの一環として総合的に進めます。
わが町の魅力や市民の誇りを発見できるようなものにしたいと考えておりますので楽しみにしてください。

ハト豆: ありがとうございました




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