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オモシロ たんけん倶楽部



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鳩ヶ谷の街を元気にしたい!
『まちづくりシンポジウム』レポート

鳩ヶ谷の街を元気にしたい!
11月12日に鳩ヶ谷市商工会のまちづくり委員会と市の産業振興課が、「買い物しやすいまちづくり意見交換会」を市民センター・ダヴ2F多目的ホールで開催しました。
市民にアンケートを取って、その結果を踏まえて・・・とあるので、これは面白そう!
 市民は鳩ヶ谷の商店街やお店をどんな風に見ているの?
 まちの商店街に市民はなにを望んでいるのだろう。
興味津々のおしゃべり記者は、シンポジウム会場となった鳩ヶ谷駅の多目的ホールに潜入、意見交換会をオモシロレポートしてみました!



「なんか参加者が少ないね」
「おばさんとか年配の人ばっかりじゃない」
残念ながら、会場に集まった市民は少数。まわりは関係者ばかりという印象です。
「やっぱりPR不足よね。 折角いい企画なのに惜しいわね」

商工会の小原会長の挨拶の後、
木下市長が「商業の繁栄がまちの活性につながる。いまは消費者と商店との考えのミスマッチだと思う。東京に隣接する鳩ヶ谷の商店街はやり方によっては、まだまだ魅力あるまちづくりが出来る」とあいさつ。
「市長のいう通りだよね。やり方次第で魅力あるまちづくりって出来ると思うわ」

次にまちづくり委員会の江口委員長が「アンケート結果」と「3・8事業」について説明を行いました。

注目のアンケート結果は?
「なになに。回答者は30・40代が91%、私たちの年代はたったの6%じゃない。このアンケートいつやったのかしら。私もやりたかったわ」
「まあまあ、興奮しないで。最近は鳩ヶ谷もマンションが増えてきたでしょ。だから新しく越してきた人や若い世代の人の意見も聞きたかったのよ」
「だって、鳩ヶ谷は高齢化率も高いし、商店街もお年寄りが多いのよ。中高年の意見もゼッタイ聞くべきよ」
「だからさ、それでは活性化に繋がらないと考えたのよ。ほら、平成以降に鳩ヶ谷市民になった人が83%もいるのよ」
「商店街への買い物は、毎日〜毎週1回が30%、約半分の人しか市内のお店を利用してないのね」
「みんな川口のスーパーに行っちゃうのよ。私もそうだけど駐車場もないし、大型店の方が品揃えも豊富で、便利だもんね」

さて、注目の商店街への評価ですが、
「ねえ、このアンケートの設問『ある・ややある』、『普通・ややない』、『ない』の3つに分けてるんだけど、ちょっと違和感ない?たとえば、接客・サービスのよさを『普通・ややない』が74%になってるけど甘くない?。私の中では、普通とややないは一緒じゃないと思うけど」
「そうね。私がアンケートに答える立場だったら、自分ではややないは、ない方の意識なのに普通と同じになっちゃうわけだものね」
「ね。そうすると現状とは相当のズレがあるんじゃない。結果的に動向は同じだとしても取り方によっては違う結果が出たんじゃないかな」
「ただ、『ない』は明確に出てるよね」
「意外に商店街には親しみやすさや商品のよさ、接客・サービスの良さを感じているんだね。私は鳩ヶ谷の商店街はあんまり愛想がいいとは思わないけどなあ・・・」
「でも、若い人たちは案外そう感じてるのかも。今はコミュニケーションが少なくなってきてるじゃない。商店だとお店の人が声をかけてくれる所も多いもんね」
「アンケートで個店の評価が高いのは、美味しいパン屋さんとか、豆腐屋さん、魚屋さんとかあるからじゃない。商品が良ければ消費者はわざわざそこへ買いにやってくるのよ」
「その個店と個店をどう繋いでいくかがいまの鳩ヶ谷に求められてるんだよね」


《商店街の散歩道化――人が歩けば、コミュニティが生まれる!》

短い休憩を挟んで、いよいよパネルディスカッションの始まりです。
パナラーは4人。江口委員長と商店会連合会の山崎会長、女性陣はPTA連合会の清水会長と消費生活相談員の関口さんです。
コーディネーターは猪瀬典夫さん。こちらはまちづくりのプロです。



今日のテーマは「3・8事業」と「アンケートの結果を踏まえて」と「これからの鳩ヶ谷のまちづくり」について。
「みなさん、先程、江口さんが説明された『3・8事業』についてご存知でしたか?」という質問に、特産品の『ソース焼きうどん』とか『花いっぱい運動』、『3・8通信』は知っていたり、聞いたことはあるけれど、それが3・8事業の一環で行われていたとは知らないという会場の反応。
いろいろなことを仕掛けてきたコーディネーターとしてはショックを隠せない様子。
「やっぱり、PR不足なんだよねえ」
「でも、3・8事業という言葉なんて知らなくてもいいんじゃない。個々の事業をみんなが知っていることの方が大事なのよ」
「今、全国的に商店会が衰退してきて、シャッター通りになったりしてるじゃない。パネラーの清水さんも言ってたけど、若い人は働いている人が多くて、仕事の帰りに買い物して帰る人がほとんどなんだって。だから、商店街に行くチャンスがほとんどないって言ってたじゃない。そういう若い人たちを商店街に呼び込もうとするのは至難の業だね」
「ディスカッションを聞いて思ったのは、魅力あるまちづくりは若い世代も高齢者も子供も、みんなが利用するのが理想なんだけど、現実は難しいと思うのよ。これからの商店街のターゲットは子育て世代と高齢者なんじゃないの」
「年とったら車で買い物には行けないんだし、高齢者になるにしたがって地元、地域が大事になってくる。若い人はどこだって行けるんだから」
「鳩ヶ谷の現状じゃ、歩道は完備されてないし、お店だってあるようなないようなとこで若い人を呼び込もうなんて無理でしょう」
「段階が必要だよね。ハード面の整備なんて時間がかかるわけだし、とりあえずすぐやれること、中期目標と段階的に考えなくちゃね」
「すぐ出来ることって何だろうね。アンケートの結果は個店の評価が高くて、商店街への評価が低いってことなんだよね。関口さんが言ってたけど、商店で買い物できるメリットをもっとアピールして、商品情報を提供した方が消費者は買い物しやすい」
「鳩ヶ谷市の場合は消費生活センターに個店の苦情はあまりないって言ってたね。個店の良さって信頼性とか店主とのコミニュケーションとかオリジナリティでしょ」
「鳩ヶ谷にはお菓子やさんとか、パン屋さんとか魅力あるお店がけっこうあるんだけどねえ・・・商店街を歩くことには繋がらない」
「江口さんが言ってたけど『商店街を公園みたいに』というのは、いいアイディアだね。商店街をみんなが集まる場所にすればいいのよ」
「公園にというのはすぐには難しい。江口さんが言ってたのは『歩いて貰える街づくり』だよね。人が通ればそこにコミュニティが生まれる。つまり商店街の散歩道化よ」
「それは商店街だけじゃできないから、行政もみんなでやらなくては。将来ビジョンとしても大手ショッピングセンターも実は地元商店街と連携したがっているって話だったじゃない」
「カエルスタンプはシールを貼るんじゃなくて、カード化して欲しいという意見もあったね」
「商店会としてはそれも考えているけどコストがかかり過ぎるって言ってた。大手ショッピングセンターと地元商店街が提携してポイントカードを作っているところもあるって話だったじゃない。どうすればみんなが利用しやすくなるのかなあ」
「カエルスタンプを楽しみにしている人も多いしね」

《商店街は単に買い物だけの街じゃないのだ!》

「商店街はいまイルミネーションがきれいでしょ。コーディネーターの猪瀬さんが言ってたけどイルミネーションはむろんのこと、街路灯も花を植えたりする環境美化も、消防団もみんな商店の人たちが協力してやっているんだって。あの商店街の街路灯がなければ、鳩ヶ谷の街は真っ暗になってしまうのよ」
「へえー、街路灯って商店街で負担してたなんて知らなかったなあ。市が負担してるとばっかり思ってたわ」
「市の補助は少ないらしいよ」
「そういうのはもっと市民にアピールしてもいいよね。商店街が活性化しないと街路灯も点けられないわけよ。商店街っていうのは単なる買い物をするだけの街じゃなくって防犯とか防火などの地域の安全を担っているのね」
「そういうことって案外知られてないよね。もっと発信しなくちゃ!それを知ったら、市民だってもっと地元商店街を利用しなくちゃって思うわよ」
「よく商店街に人がいないって聞くけど、縁ジョイはとがやフェスタだって、夜祭だって、永堀のサンバだって、あれだけ人がいたのかって思うくらいすごい人出じゃない。ということは魅力あるイベントがあれば人は集まってくるのよ」
「でも、普段の買い物には駐車場もないし・・・、歩きにくいし・・・」
「たとえば、買い物したらタダになるという駐車場が完備してたら行く?」
「う〜ん、いまの現状じゃ行かないかもしれない。だって品揃えはないし、魅力ある店があったとしてもこっちにポツン、あっちの方にポツンじゃなあ。楽しく歩けないよ」
「じゃあ、空き店舗をお店にするんじゃなくて、子育てひろばとか、お年寄りのいこいのしゃべり場とかにするってのはどう?そこに人が集まって来て、あそこのコロッケは美味しいとか、晩の献立を教えあったり、みんなで楽しく情報交換。ついでに買い物しようと思うんじゃない」
「いいかも。会場に来ていたお好み焼屋さんがいいこといってたね。折角ソース焼きうどんが出来たんだから、各商店街に1軒、アンテナショップを作って、鳩ヶ谷に行けばいつでも食べられるようにしたらどうかって」
「それ、いいよね。これっていますぐ出来ることだもん」
「猪瀬さんもクチコミで広がって、『鳩ヶ谷へ行ったら、週末はみんな焼きうどん食ってるぜ!』って話題になればいいって言ってた」
「山崎会長の言う『いつもお祭りをやっているような商店街』なら楽しいだろうなあ」
アンケートの結果を見ても、鳩ヶ谷商店街はそれぞれの店、個店は評価が高いのにくらべて、商店街の評価が低いのはなぜか。それは業種の種類が少ない、活気がない、楽しさがない・・・理由は様々あるでしょう。
魅力ある商店街、まちづくりは、これからどうしたらいいのか?
「なにも変化がないのはだめ。何かをやっていく、仕掛けていくことが大切」といった言葉が心に残ります。
街づくりの話題はつきないのでこのくらいにして・・・まちづくりの話題で盛り上がったおしゃべり記者2人、帰りに焼きうどんソースを貰ってラッキー!
とにかく鳩ヶ谷を元気に魅力ある街にしたいですね。

3・8事業紹介パネル


『3・8事業』 ハト豆ねっと編

2006/04

地下鉄開通5周年祭

2006/10

3・8通信 創刊

2006/11

3・8通信 vol.2

2006/12

御成道イルミネーション2006

2007/03

3・8通信 vol.4、園芸教室

2007/10

商工まつり

2007/12

イルミネーション・鳩ヶ谷駅夜祭

2008/05

園芸教室

2008/08

応援宣言 がんばれ!レッズ

2008/11

応援宣言 がんばれ!レッズ、縁JOY!はとがやフェスタ 2008

2008/12

B級グルメ会場は、大盛況!

2009/03

園芸教室

2009/08

鳩ヶ谷ご当地グルメ!ソース焼きうどん

2009/11

縁JOY!はとがやフェスタ





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