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ハト豆ねっと


オモシロ たんけん倶楽部



『キュポ・ラ』に行ってみました!
 2006年にオープンした川口駅前の『キュポ・ラ』は、川口市の行政センターや図書館などが入る複合ビル。
最上階には保育所もあって、行政センターは年中無休、図書館も夜9時まで開館していると聞いて、今話題のスポット『キュポ・ラ』行ってみました。



「川口駅周辺も再開発で随分きれいな街に生まれ変わったね」「ここがキュポ・ラね。川口駅からデッキで繋がってるから、すごく便利!」
キュポ・ラは地下1・2階が川口駅南地下公共駐車場、1階から3階までは「マルエツ」や「無印良品」などの専門店が入る商業施設(エムズタウン)、4階から上が公共施設。
2階には総合案内のカウンターがあって、エスカレーター横には川口の名産が並んだショーケースもあります。
「いろんなパンフレットが置いてあるね」「そんなのばかり見てないで、早く行こうよ」
今回は4階から上の公共施設を中心に探検することにしました。レッツゴー!




《年中無休の川口駅前行政センター
2階のエスカレーターで4階に行くと、市民生活をサポートする『川口駅前行政センター』があります。開庁日と開庁時間を聞いてびっくり!
「ねえ、ここは年末年始を除いて原則年中無休なんだって!しかも平日は夜8時まで開いてるらしいよ。すごいね!」(土・日・祝日は午後5時まで)
「ここで、手続きなどのほとんどの業務ができるんだから、市民サービスは二重丸」
「地下駐車場を利用する場合は、30分の無料券をくれるそうよ」
1日の平均利用者は平均480人(H19年)、前年より2割も増加しています。
「駅前だから便利だね。」
「毎日、職員が交替で業務にあたってるんだって。行政なのにエライ!」
「鳩ヶ谷も見習って欲しいよねえ」



《豪華な市民ホール『フレンディア』》
行政センターの奥にある市民ホールは、パーティや式典、セミナーなどが出来るハイグレードなホール。
「まるでホテルのパーティ会場のように豪華だね」
それもそのはず、ホテルオークラが管理運営。4室あって、1室から4室まで拡張利用できるので、50人くらいの会議から500人位のパーティまで様々なイベントに対応できます。
「この豪華さで利用料が1万円からというのは安いかも・・」



《市民と協働する市民パートナーステーション
エスカレーターでM4階に行くと「盛人大学」の大きな立て看板。ここは「盛人式」でもお馴染みの「かわぐち市民パートナーステーション」です。
「日本一のボランティアの街」を目指す川口市が、川口リリアに開設して大きな話題となりましたが、キュポ・ラに移転するのを機に、新たに「かわぐち市民パートナーステーション」として生まれ変わりました。
「ここの活気はすごいね」
ここでは市民との協働推進を目的とした、市民活動と行政との協働推進懇談会を設置したり、社会福祉協議会との協働、盛人事業の展開、市民活動助成事業、ボランティア人づくり基金などなど、さまざまな活動が活発に行われています。会議室や作業室、印刷室、サロンスペースもあって、市民活動の拠点となっているのです。
「登録団体は250を超えたと思いますよ」と、にこにこ笑顔の名物所長・鷲巣敏行さん。
50歳を成熟した盛んなる人と讃え祝う「盛人式」は2年に1度開催されていますが、その間に「盛人大学」も開催されています。いま76名が熱心に学んでいるそうですが、講師はほとんどがここに登録しているボランティアだそうです。
「みなさん、学びたいという欲求が強いですね」と所長補佐の桜井和子さん。
「やっぱり中高年のパワーがスゴイみたいね。最近は男性が増加傾向みたいで、地域デビューの場になってるみたい」
「全国の自治体からも視察に来るらしいよ」
「すごいね。拠点が川口なら鳩ヶ谷の人も参加できるんだって」





《素晴らしい空間の川口市立中央図書館
5・6階は図書館。最新鋭のIT設備を備え、50万冊の収納能力がある素晴らしい館内は、市民の学びと癒しの空間。ホテルのロビーを思わせる吹き抜けの閲覧コーナーには緑の植木と大きな3本のポールがあって、アーティストのペイントがおしゃれ。前面ガラス張りの窓からは駅前広場が一望、広々とした明るい館内でのんびりゆったりくつろぎながら、たくさんの市民が読書をしていました。さらにびっくりなのは開館時間。
「ここも平日は午後9時まで空いていて、ほぼ年中無休状態。お休みは毎月第3金曜日と年末年始、それに図書特別整理期間が年2回だけなんだよ」
「行政って感じがしないよね。雰囲気も図書館じゃないみたい」
鈴木康浩副館長の話によると「ここが出来る前に市民から要望を聞いたんです。そうすると開館時間を長くして欲しい、休館を少なくして欲しい、閲覧席を多くして欲しい、この3つの要望が多かったんですね。そこで仕事帰りの人にも利用して頂けるように夜は9時まで、休みも出来るだけ少なくして、閲覧席も480席設け、滞在型の図書館にしました」とのこと。なるほど、これだけの座席があれば満足度も高いはず。利用者も予想を上回り、年間140万人(平均)が利用、昨年300万人を突破したそうです。
「ねえ、一番利用している年代はどれだと思う?」
「そうねえ、定年を迎えた年代かな」
「ブブゥー、30代でした。若い人たちに愛されている図書館なのよ」
「えっ、そうなの?ちょっと意外だった」
「でも素敵よね。それにこれだけ利用者が多いのにカウンターは混雑してない」
「貸し出し、返却、相談、総合って分かれてるからじゃない。自動貸出機もあるよ」
「へえー、ティーンズコーナーがある」
「子どもスペースも広い!赤ちゃんコーナーもあるから小さい子ども連れのお母さんも安心して利用できるね」
「授乳室もあるし、ほら、おはなしの部屋では赤ちゃんとお父さんが寝転んでいるよ」





《7つのメディアが揃う、メディア・セブン
7階にあるメディア・セブンは市民が7つのメディア(印刷、写真、映画、ビデオ、オーディオ/サウンド、コンピューター、ネットワーク)を活用できるところ。パソコンやDVDの鑑賞ができる有料スペースがあります。一般は1回の利用が400円ですが、年間利用なら2000円とお得。ここにはシアターとしても使える最大114席のプレゼンテーションスタジオや録音・編集スタジオなどもあります。
「大型スクリーンでは毎月『本の上の映画館』を開催しているそうよ」
「図書館とメディアセブンは一体化されていて、5・6・7階の専用エレベーターや階段があって便利ね」
「飲食ができる休憩コーナーもあるから、お弁当を持ってきてもOK!」



《屋上に園庭がある川口駅前保育園
最上階の8階には保育園があります。「駅前に保育園があれば、働くお母さんは嬉しいよね」と思っていたら、最近はお父さんが連れてくる姿が結構多いらしいんだそうです。ここには0歳から6歳までの130人が通っています。運営は民間委託ですが、延長保育や一時保育まで多様なサービスを提供しています。屋上には広い園庭があり、緑やお花もいっぱい。
「お天気のいい日はできるだけ戸外に出て楽しい時間を過ごすんですって!」
「子どもたちも楽しそうだね」





「駅前のキュポ・ラ、どうだった?」
「素晴らしい施設で羨ましいと思った。行政も市民のニーズに合わせてがんばってるって感じがしたわ」
「まさに『市民との協働』のモデルケースだね。図書館も川口市民だけじゃなくて誰でも利用できるから私も利用させて貰うわ」
「地下駐車場を利用するなら、マルエツで2000円の買物すると45分無料、そごうだと1時間30分無料だよ」
「ちょっと歩くけど、私はアリオに置いちゃう」




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