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ハト豆ねっと


素敵な宇宙船地球号



旧芝川再生プロジェクト
6月環境月間=ドブ川浄化運動


素敵な宇宙船地球号「大都会のドブ川の奇跡Vo1.3」テレビ朝日5月20日放送


上田埼玉県知事 今年は、5月12日上田清司埼玉県知事も参加して、自ら長靴姿で河川浄化を実践するとともに、水辺の再生に意欲を示し、蛍が飛び交え、小鳥がさえずり、魚が躍る環境に変えていきたいと抱負を述べ、地域住民を大いに励ました。
 今から30年前、鳩ケ谷市はまだまだ長閑な田園都市であった。芝川の上流天神橋から境橋、さらには地蔵橋に掛けては、ひねもす釣り糸をたれた太公望の姿が見られたものである。特に、この地域から里地区一帯は、田園風景が広がる鳩ケ谷を代表する農村地帯であった。今頃は田植えの済んだ田んぼが広がり、用水路には小鮒やタナゴが泳ぎ、おたまじゃくしが群れをなし、子供達は一日中、泥んこになってザリガニ取りに打ち興じていたものである。

旧芝川、堅川合流地 やがて鳩ケ谷市は、首都東京のベットタウンとして、また工業都市川口の衛星都市として都市化が急速に進み、幹線道路が引かれ、区画整理が進められ街は一変し、次第に汚れ、一人取り残された旧芝川は工場などから流れ込む雑排水、家庭排水によって汚れに汚れてしまった。
 この川が、テレビ朝日「宇宙船地球号」の目に留まり、大都会のドブ川の奇跡「旧芝川再生プロジェクト」が立ち上げられたのが3年前、平成16年6月テレビ朝日のディレクター竹田晋也氏によってである。
 その後、全国各地の各界専門家や技術者の方々の協力を得て、その指導のもと広く地域住民を巻き込んでの一大プロジェクトが展開され、大きな成果を挙げてきた。

ドブ貝の放流 さらに、今回は新兵器としてタナゴが托卵(鳥類や魚類の中の一部には自分の卵の生育を他の生物に托す習性がある)するドブ貝を放流し、また水中に酸素を補給するためのマイクロバブルを投入して、水質浄化とともに魚を呼び戻すための新兵器を取り入れ、活動の幅を広げた。
 この運動に参加しているある住民は、最近川の様子がちょっと変わってきたという。あの用心深い「かわせみ」が綺麗な姿を見せるようになり、心なしか魚影も目 にすることができるようだという。
 川が生活の場であった昔のように人々の安らぎの場となる。そんな川に一日も早く生き返って欲しいと願っているのである。

今も残る辻地区の貴重な水田(2007年6月20日撮影)


写真提供

村岡安義

文責

白石

 




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