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ハト豆ねっと


初孫に贈った手作りの



愛情いっぱい!
孫に贈った手作りのお雛さま

 「初孫が産まれたら、自分でお雛様を作ってあげたい!」と素晴らしい手作りのお雛様をお孫さんにプレゼントしたのは本町に住む小高亘子さん(72歳)。

 小高さんがこの豪華な5段飾りの15体の木目込み人形を作ったのは孫の知美ちゃんの初節句のとき。初孫が誕生してから、たった2ヶ月の間に徹夜で作り上げたというからスゴイ。しかも宮代町にお嫁に行った娘さんの所にも女の子が産まれて、2つのお雛様を同時に作ったというのだから、またまたびっくり!

 品のある可愛いお顔のお雛さまとお内裏さま。3人官女に5人ばやし、左近の桜に右近の橘。どの顔も微笑んでいるような優しいまなざし・・。着物にもこだわって世界で一つだけの手作りのお雛様。

 こんな素晴らしいお雛様をおばあちゃんが作ってくれるなんて、なんて幸せなんだろう。
買えばさぞかし高いだろうなあと思ってさりげなく聞いてみたら、「デパートで見た人の話だと180万位するんですって。でも私の場合は真多呂人形の教授をしてたから材料費は安くできたの」と笑う。

 小高さんが木目込み人形と出会ったのは昭和46年。公民館のサークル活動に参加して人形作りに魅せられ、本格的に勉強して真多呂人形の教授資格を取得、昭和49年に中央公民館で木目込み人形教室「葵の会」を開いた。しかし時代と共に生徒も少なくなり、30数年続けてきた教室を昨年6月にやめた。その間、小高さんが教えた生徒さんは数え切れないという。お孫さんに雛人形を作って上げた人もいる。
「1年に一度、おばあちゃんが作ってくれたお人形といって、飾ってくれると思うと幸せ!それに代々受け継がれていくでしょう」と笑顔の素敵な小高さん。
愛情がいっぱい詰まったお雛様は毎年3月3日の桃の節句に飾られ、すくすくと成長したお孫さんはこの春、高校生になるという。


お雛様とお孫さん

外孫に贈ったもう一つのお雛様




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