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とは



 上巳(じょうし・じょうみ)元巳(げんし)ともいう。

 一般的に雛祭、桃の節供と呼ばれているが本来、三月の最初の巳の日という意味で、中国ではこの日に水辺に出て飲酒し、不浄を祓い、招魂の行事が行われていたという。日本でも早くから、三月の上巳の日に曲がりくねって流れる水辺に座り、杯を流し詩歌を詠じて酒を飲む曲水の宴が中国より伝えられていた。

 平安時代には、上巳の祓いといって、陰陽師に祓いをさせ、人形で身体を撫ぜて川に流す行事が貴族を中心に行われていた。このような人形を川に流す習慣は、現在、各地で流し雛として残っている。この雛を川に流さず、美しく飾るようになったのは江戸時代になってからとされ、雛祭として一般化する。

 やがて、飾られる人形も増え、雛壇も寛延年間(一七四八)ごろには二段、明和年間(一七六四)ごろには三段と複数になっていった。

 今日、雛祭はとくに女児の祭りとされ、菱餅や白酒を供える。また、潮干狩りの季節ということもあり、一部の地方ではさざえや蛤(はまぐり)などを食べるなどして遊び祝う行事となっている。

情報提供 鳩ヶ谷総鎮守氷川神社

おすすめサイトの「神社mame事典」にも詳しく載っています。




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