目次へ

ハト豆ねっと


芸術の秋です! 鳩ヶ谷のアートめぐり



鳩ヶ谷の彫刻・銅像めぐり



●世界的彫刻家・流政之さんの『住塚』

タイム誌に日本を代表する文化人として紹介されたこともある流さんは「サムライアーチスト」として世界的に活躍する彫刻家です。
ニューヨークのワールドトレードセンターに『雲の砦』という作品を制作しましたが、9・11のテロ事件のあと撤去されたことでも話題になりました。
その流さんの作品が鳩ヶ谷東公団「コンフォール東鳩ヶ谷」にあるんです。
1958年に東鳩ヶ谷団地が建設されたとき、団地の庭空間にテーブル・スツール・ベンチ・灯篭など26点の作品をデザインされました。
昨年、建替えにあたって、新たな作品『住塚』が完成したのです。このパブリックアートの中にはここで暮らした住民の思い出の品や子どもたちの作品がいっぱい詰まっているんですよ。
以前、デザインされた作品は老朽化のため、撤去されましたが、テーブル・スツールはリメークされたので東団地の中を散策しながら見つけてみましょう!
都市機構 コンフォート東鳩ヶ谷 アートプロジェクト


●吹上橋の可愛い銅像たち
昭和60年春に架け替えられた吹上橋に可愛い坊やの4体の像があります。
ハイハイしたり、おすわりしたり、指をしゃぶったり、手を大きく広げて立ち上がった赤ちゃんの表情がとっても可愛いですよ。



●鳩ヶ谷市役所駐車場の『飛翔の奇跡』と『風と遊ぶ』

市役所を入るとすぐに目に止まるのが芝生の植え込みにある石のモニュメント。
市役所が建設されたときに設置されたものです。
作品は現代彫刻の新鋭作家・湯村光さんの作品で『飛翔の奇跡』(1995年)。
もう一つは女の子が風と遊んでいる風景を描いた『風と遊ぶ』という銅像。
駐車場裏口付近にあるので探してみましょう。



●日本芸術院会員・雨宮敬子さんの『蒼い空』

三ツ和にあるサンスポーツセンターの玄関脇に女性が空を見上げる銅像『蒼い空』があります。
日本芸術院会員で1985年、日展で内閣総理大臣賞を受賞した経歴を持つ彫刻家・雨宮敬子さんの作品です。




●西公民館の『五月の女』
西公民館前の植え込みにある銅像は彫刻家・雨宮敬子さんの『五月の女』。
サンスポーツセンターの銅像と同じ作家ですが、自由でのびのびした女性の裸体が表現され、燐とした気品漂う作品です。
ここには1987年に埋められたタイムカプセルがあるんですよ。2017年に開封されるそうです。



他にも鳩ヶ谷駅東口などにモニュメントがあるので一度見に行ってみましょう!



鳩ヶ谷市役所の中のアートめぐり

●日展審査員・高橋清見さんの『望郷』
鳩ヶ谷在住の日本画家・高橋清見さんが、鳩ヶ谷市役所に寄贈された150号の作品です。
この作品は日展で入賞した作品で本当に素晴らしいものです。4階のロビーに飾られていますが、ここだけの話、これだけの作品になると1500万円ぐらいはすると言われています。一見の価値ありです。



●美人画・浅井秀水さんの『薬寿観音像』
鳩ヶ谷在住の美人画家・浅井秀水さんの作品は2点あります。この『薬寿観音像』は浅井秀水さんが寄贈されたものです。
15号の作品で3階議会事務局の議長応接室の入口に飾られています。
もう一つは外からは見られませんが、収入役室にある『元禄おどり』。
10号の美人画で、これは「おしゃべりじゃ〜なる」がふるさと祭りの収益などで購入して市役所に寄贈したものです。
秀水さんの美術館は長野県飯田市にあります。
浅井秀水美人画美術館



●議会ロピーの『群馬』
100号の大きな作品で走る馬が雄大に描かれています。
3階の議会ロビーに飾られているので自由に見ることができますよ。


●7階ロビーの日本画
北久保富重さんの大作2点が飾られていますので是非見てくださいね。


他にも市役所には開庁記念に寄贈された作品がたくさんあります。
市長室、収入役室、助役室、応接室と一般市民が見る機会は少ないけれど市役所のアートは素晴らしいですよ。



鳩ヶ谷の日本画家・高橋清見さん

三ツ和に在住されている高橋清見さんは日展・日春展などで活躍されている日本画家です。
日展では特選を2回、入選31回の実力派で、今年、審査員に推薦されました。
日展の審査員なんてすごいことなんですよ。
はじめて特選になった作品は『雨』、2度目の特選は『月明り』。
いずれも高橋さんが得意とする菖蒲をモチーフに雨の菖蒲と夜の菖蒲を描いて特選を取られたのです。
平成9年の無鑑査出品作品『水無月の頃』は首相官邸の玄関に1年間飾られていたんですって!すごい!
日春展でも数々の受賞歴があり、日春展の会員でもあります。外務大臣賞も2回、外務省買い上げも4回あるんだそうですよ。
平成9年には奈良県の万葉ミュージアムに展示する作品を依頼され、万葉集に関する『やまぶき』の作品を制作、今年、奈良県立万葉文化館で開催された「新春の万葉日本画展」でも展示されていました。
出身地の秋田近代美術館には7点の作品が収蔵されています。
現在は秋の日展に向けて、150号の大作を制作中です。
日展に行ったら是非、高橋清見さんの作品を見てくださいね。鳩ヶ谷にも素晴らしい先生がいらっしゃるんですね。




目次へ