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ハト豆ねっと


はとがや名店街



「壽庵」

鳩ヶ谷市本町2−2−5
(埼玉りそな銀行鳩ヶ谷支店ななめ前)
048−281−4331
営業時間 11時30分〜20時
定休日 火曜日

壽庵

明治34年創業、「壽庵」は江戸時代から3・8市で賑わいをみせた日光御成街道沿いにある老舗のそば屋さんだ。
もとはそば粉を製粉する粉屋だったが、そば屋をやるようになってから100年余、明治から受け継ぐ江戸前の味を6代目の晃久さんが今も守り続けている。以前は「福寿」という名前だったが、「お坊さんさんから名前が良すぎる」と言われ、昭和60年に新装したのを機に「壽庵」に変えたのだという。

旧店鋪

ここの自慢は、丼からはみ出しそうな大きな海老が入った「天ぷらそば」(900円)。
ちょっと茶色っぽい色をしてるけど、これが昔ながらの江戸前天ぷらの色だ。
「ジュワッ」・・・、心地よい音がはじけ、香ばしい胡麻油の香りが漂ってくる。
ここでは胡麻油の風味を生かした美味しい天ぷらを作るために注文を聞いてから、千葉で絞ってもらっているこだわりの胡麻油で揚げている。

天ぷらそば

蕎麦はのど越しの良い細めの更科そば。かつお節をきかせた美味しいダシが味へのこだわりを感じさせる。
北海道産のそばの実を使い、かつお節も本物を現地から取り寄せているという。
もりそば480円、たぬきそば580円、天ざる900円。月見、おろし、とろろ、鴨南、武蔵野・・とたくさんのメニューが並んでいるので、何を注文しようか迷ってしまいそう。そんな中で見逃せないのは、天丼(1000円)、親子丼(850円)、カツ丼(950円)などの丼物。

天ざる

「蕎麦だしを使うから、昔から蕎麦屋の丼は美味しいと言われてるのよ」と女将さん。
このお母さん、実は鳩ヶ谷のことならなんでも知っていると評判の名物女将だ。
3・8市の守り神といわれる『市神社』の掃除を続け、新聞に紹介されたこともある。
「玉ねぎをスライスして、リンゴ酢と蜂蜜に漬けたのを毎日食べると血圧や血糖値が下がるのよ」という話なんかも教えてくれたりする。

女将さん

茹で上がった蕎麦をいとも簡単に片手でひょいと大きなザルですくいあげる晃久さんは、「相撲取りだったの?」と間違われたこともある立派な体格の持ち主。
柔道4段。埼玉栄高校時代はレスリング・柔道・相撲などの試合にも借り出され、数々の入賞歴があるという。

晃久さん

蕎麦屋を継ぐ前は8年程、浅草のふぐ料理屋で修業をしていたので、ふぐ調理の免許も持つ。
ランチには、焼肉定食、アジフライ定食などの定食もある。ご飯、味噌汁、お新香がついて800円。
「昨年の秋はさんま定食が人気があったのよ」と女将さん。
昔ながらの懐かしい下町の雰囲気を感じさせるお蕎麦屋さんだ。
30人までなら宴会もやってくれる。(要予約)
近くなら出前もしてくれる。 

ふぐ調理の免許




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