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ハト豆ねっと


鳩ヶ谷の夏まつり



鳩ヶ谷の夏まつり

今年も夏祭りが近づいてきた。夏祭りは本町1丁目にある氷川神社を中心に毎年行われています。
この祭りは、正しくは氷川神社内にお祭りしてある須賀神社の祭りです。長い間7月15日に行われてきましたが近頃では15日の後の土日に行われるようになりました。
今年は16(土)17(日)に行われます。
この祭りに今年初めて女性のみこしが登場します。今、大きな話題になっているところです。


祭典のようす


目抜き通りでのおねり

須賀神社の祭りは「天王様」とも呼ばれて厄病除けの祭りです。
 土曜日は宵宮(よいみや)で午後3時から祭典が境内の須賀神社前で行われます。これにはどなたでも参列できます。日曜日の本祭りは午前11時に祭典が行われ、正午から各町会の有志がみこしを担いで町内を回る。今年は初めて女性だけのみこしが市内に繰り出す予定で今大きな話題になっています。そのほか。各町会では子どもみこしを出したり山車(だし)を曳いたりして歩きます。子どもたちにとっても楽しいひとときです。この日は本町のバスどおりは歩行者天国になり自動車は通行止めとなります。

この祭りのみこしは3台あり、そのうち1台は江戸時代の末(1852年)に作られたと伝えられ昭和の末頃まで担われていました。そのほか大小各1台あり祭りでは大きいほうの1台が担われ市内を回ってきました。それに今年から、小さいほうのみこしは女性だけの専用みこしとして市内に繰り出す予定です。担ぎたいとご希望の方は、ぜひ神社に問い合わせしてください。これらのみこしは普段は氷川神社の本殿前右手の神輿舎に大切に保存されていますが、ガラスを通していつでも見ることができます。


子どもみこし

みこしは神様の乗り物、人々と親しく交わって
不幸を取り除いてくれるという

この江戸時代の末に作られたみこしにはこんなエピソードが伝えられています。みこしを江戸から鳩ケ谷に運んでくるとき、町方と名主の間でトラブルがあり名主がみこしを町内に運び込むことを禁止しました。そこでみこしは芝川から里に陸揚げされいったん法性寺に収められました。困った町方では世話役の三田辰五郎が自分の髪を切って名主にお詫びし仲直りしてみこしを町内に運び入れることができたという。その髪が今でもみこしの中に残っている、ということです。



◎神輿(みこし)ほんらい神様が乗るとされる乗り物のこと。まつりのときにたくさんの人に担がれて移動する。おねりという。
氷川神社・・・「氷川神社」という名の神社は大宮を中心に県内はもちろん東京都や神奈川県内にもあり、その数は数百社を数える。埼玉県内だけで160社ほどあり、主に元荒川の西側から入間川流域に広がっている。
 鳩ケ谷氷川神社は、鳩ケ谷宿・里・辻村などの鎮守で1394年に造られたというから、600年以上の歴史を持つ。故事によると、1600年、徳川家康が奥州出陣の折この神社に立ち寄り休憩した。その後。いわゆる「天下分け目の関が原」の大合戦が行われ家康は大勝利。それ以後、東照宮御座机跡として氷川神社の杉木は大切に見守られ、枝葉にいたるまで伐ってはならないとされてきた、という。
 市内にはこの本町の氷川神社と三ツ和の氷川神社の2社がある。



みこしにかかわる面白い言葉

みこしを上げる・・・座りこんでいた腰を上げて立つこと。なにか事にとりかかること。例えば 話題も尽きたところで、みこしを上げる。休みを終えて、みこしを上げる。
みこしをかつぐ・・・他人をおだてあげる。もちあげる。例えば、みこしを担いで会長に祭り上げる。
みこしをすえる・・・尻を据えて動かないこと。ゆったり構えること。腰を据えて動かないこと、例 みこしを据えて話し込んだ。などと使われている。

参考文献・・・埼玉の神社、鳩ケ谷市史、埼玉郷土辞典など
写真提供・・・氷川神社、本町の蓮見さん
 なお、氷川神社の権禰宜さんからは資料のコピーをいただいたり、分かりやすく説明をしていただきました。ご協力ありがとうございました。
鳩ケ谷氷川神社

鳩ケ谷パソコン研究会 K




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